R05B30令和5年度 准看護師試験 過去問

保健医療福祉と看護倫理健康概念・国際保健健康概念・看護職の基礎

ホメオスタシスの定義はどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

この問題では、ホメオスタシス、恒常性の意味が問われています。

ホメオスタシスは、体内環境を一定に保とうとする生命維持の基本的な仕組みです。

解説

ホメオスタシスとは、生体の恒常性を維持する働きです。外部環境が変化しても、体温、血糖、血圧、体液量、酸塩基平衡、電解質などを一定の範囲に保つように調節します。

たとえば、体温が上がると発汗して熱を逃がし、血糖が上がるとインスリンが分泌され血糖を下げます。これらはホメオスタシスの例です。

有害な刺激に対する身体的防衛は免疫や炎症反応などに近い説明です。

ストレスに伴う不快な感情を解消しようとする働きや、精神的な均衡を保とうとする心の働きは、防衛機制や心理的調整に近い考え方です。ホメオスタシスは心だけでなく、生体全体の恒常性維持を指します。

准看護師としての観察ポイント
ホメオスタシスが崩れると、発熱、低体温、脱水、低血糖、高血糖、血圧異常、意識障害などが起こります。バイタルサインや症状の変化を観察し、異常があれば報告します。

選択肢の確認

1.有害な刺激形態に対する身体的防衛
誤り。
これは免疫や炎症などの防御反応に近い説明です。ホメオスタシスそのものの定義ではありません。

2.生体の恒常性を維持する働き
正しい。
ホメオスタシスは、生体の内部環境を一定の範囲に保つ働きです。

3.ストレスに伴う不快な感情を解消しようとする働き
誤り。
これは心理的なストレス対処や防衛機制に近い説明です。ホメオスタシスの定義ではありません。

4.精神的な均衡を保とうとする心の働き
誤り。
精神的均衡を保つ心の働きは防衛機制などに関連します。ホメオスタシスは生体全体の恒常性維持を指します。

覚えるポイント

  • ホメオスタシスは生体の恒常性を維持する働きである。
  • 体温、血糖、血圧、体液量などを一定に保つ。
  • 発汗やインスリン分泌も恒常性維持に関係する。
  • ホメオスタシスの破綻はバイタルサインの異常として現れる。
  • 看護では体内環境の変化を観察し、早期報告につなげる。

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