R05B44令和5年度 准看護師試験 過去問

基礎看護技術活動・安楽・安全体位・移動・活動休息

車椅子による移送について、適切なのはどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

この問題では、車椅子移送時の安全操作が問われています。

車椅子移送では、転落、転倒、足の巻き込み、段差、坂道、エレベーターでの事故を予防します。

解説

段差を越えるときは、介助者がティッピングレバーを踏み、前輪を浮かせて段差に対応します。前輪が段差にぶつかると、患者が前方へ倒れる危険があります。

車椅子は座位を保てる患者の移送に適します。座位が困難な患者には、ストレッチャーなどを検討します。

下り坂では、患者が前方へ転落しないように、車椅子を後ろ向きにして介助者が支えながら下る方法が安全です。前向きに押すと速度が出やすく危険です。

エレベーターでは、後ろ向きに乗り、前向きに降りるなど、段差や扉に注意して操作します。前向きに乗ると、キャスターが段差に引っかかる危険があります。

安全管理上のポイント
移送前に、ブレーキ、フットレスト、患者の足の位置、姿勢、点滴やチューブ類を確認します。動き出す前には必ず声をかけます。

選択肢の確認

1.座位が困難な患者の移送に適する。
誤り。
車椅子は座位を保持できる患者に適します。座位が困難な場合はストレッチャーなどを検討します。

2.下り坂では車椅子を前向きに押す。
誤り。
下り坂で前向きに押すと、速度が出て転落の危険があります。後ろ向きに下るなど安全な方法で介助します。

3.段差のあるところでは、ティッピングレバーを踏み前輪を浮かす。
適切である。
段差ではティッピングレバーを踏み、前輪を浮かせて安全に越えます。

4.エレベーターは前向きに乗る。
誤り。
エレベーターでは段差や扉に注意し、一般に後ろ向きに乗る方法が安全です。前向きに乗ると前輪が引っかかる危険があります。

覚えるポイント

  • 段差ではティッピングレバーを踏み前輪を浮かす。
  • 車椅子は座位保持できる患者に適する。
  • 下り坂では前方転落に注意する。
  • 移送前にブレーキ、足の位置、チューブ類を確認する。
  • 移送時は患者へ声かけを行う。

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