R05B70|令和5年度 准看護師試験 過去問
疾病の成り立ちと回復の促進病理・症候疼痛・症状マネジメント
痛みについて、適切なのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、痛みの評価と援助が問われています。
痛みは本人の主観的体験であり、患者の訴えを大切にして評価します。
解説
痛みは、患者本人が感じる主観的な症状です。表情、脈拍、血圧、発汗、姿勢などから推測することはできますが、完全に客観的に評価できるものではありません。NRS、フェイススケール、VASなどを用いて、患者の訴えを数値化することがあります。
拍動性の痛みは、血流や炎症、腫脹に関係することがあります。患部を挙上すると、うっ血や腫脹が軽減し、痛みの緩和につながる場合があります。
痛みは睡眠に影響します。痛みで眠れない、途中で目が覚める、疲労が取れないなどが起こります。
痛みは悪心、嘔吐、食欲低下、便秘などの消化器症状を伴うことがあります。痛みそのものや鎮痛薬の副作用にも注意します。
准看護師としての観察ポイント
痛みの部位、強さ、性質、持続時間、誘因、緩和因子、日常生活への影響を確認します。急な激痛、胸痛、頭痛、腹痛、神経症状を伴う痛みは速やかに報告します。
選択肢の確認
1.痛みは客観的に評価できる。
誤り。
痛みは主観的な体験です。客観的所見も参考にしますが、患者本人の訴えを重視します。
2.拍動性の痛みを緩和するには挙上が有効である。
適切である。
拍動性の痛みでは、患部挙上によりうっ血や腫脹が軽減し、痛みが和らぐことがあります。
3.睡眠に影響を与えることはない。
誤り。
痛みは入眠困難や中途覚醒を起こし、睡眠に影響します。
4.消化器症状を伴うことはない。
誤り。
痛みは悪心、嘔吐、食欲低下などを伴うことがあります。鎮痛薬による便秘などにも注意します。
覚えるポイント
- 痛みは主観的な症状である。
- 痛みの評価では患者の訴えを重視する。
- 拍動性の痛みでは挙上が有効なことがある。
- 痛みは睡眠や食欲に影響する。
- 痛みの部位、強さ、性質、誘因を観察する。