R07A125令和7年度 准看護師試験 過去問

食生活と栄養生活習慣病と栄養指導食生活の変化と栄養バランス

A さん(76 歳、女性)。変形性膝関節症と診断され外来通院している。疼痛に対しては薬物療法が行われているが、歩行障害は徐々に進行してきている。看護について、適切なのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

この問題では、変形性膝関節症患者への生活指導が問われています。

変形性膝関節症では、膝関節の軟骨がすり減り、痛み、腫れ、可動域制限、歩行障害がみられます。膝への負担を減らしながら、筋力維持と生活動作の工夫を行うことが重要です。

解説

変形性膝関節症では、体重が増えると膝関節への負担が大きくなり、疼痛や歩行障害が悪化しやすくなります。そのため、食生活を整え、肥満を防ぐことは大切な看護です。

運動は重要ですが、痛みを我慢して無理に行うものではありません。大腿四頭筋を鍛える運動や関節に負担の少ない運動を、痛みの程度に合わせて行います。

正座やしゃがみ込みは膝への負担が大きく、症状を悪化させることがあります。また、鎮痛薬は医師の指示に従って使用し、自己判断で避けるよう促すのは適切ではありません。

患者への説明
「膝への負担を減らすために、体重管理が大切です。痛みが強いときは無理をせず、できる運動を一緒に確認しましょう」と説明します。

選択肢の確認

1.「痛みがあっても頑張って運動しましょう。」
誤り。
痛みを我慢して運動すると、膝関節への負担が増え、症状が悪化することがあります。運動は痛みの程度に合わせ、無理のない方法で行います。

2.「食生活に気をつけ、肥満を防ぎましょう。」
適切である。
肥満は膝関節への負担を増やし、変形性膝関節症の痛みや歩行障害を悪化させる要因になります。食生活を整え、体重増加を防ぐ説明は適切です。

3.「しゃがむ動作や正座を積極的に行いましょう。」
誤り。
しゃがむ動作や正座は膝関節に強い負担をかけます。変形性膝関節症では、椅子を使う、洋式トイレを使うなど、膝に負担の少ない生活動作を工夫します。

4.「疼痛は徐々に良くなるので、鎮痛剤に頼らないようにしましょう。」
誤り。
疼痛が自然に良くなると断定するのは適切ではありません。鎮痛薬は医師の指示に従って使用し、痛みをコントロールしながら活動性を保つことが大切です。

覚えるポイント

  • 変形性膝関節症では、膝への負担を減らすことが重要である。
  • 肥満は膝関節痛と歩行障害を悪化させる。
  • 正座やしゃがみ込みは膝への負担が大きい。
  • 運動は痛みを我慢して行わず、無理のない範囲で続ける。
  • 疼痛、歩行状態、転倒リスク、ADLへの影響を観察する。

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