R07A24令和7年度 准看護師試験 過去問

疾病の成り立ちと回復の促進病理・症候疼痛・症状マネジメント

腎・泌尿器疾患について、正しいのはどれか。

解答・解説を見る

正解: 3

正答

3

この問題のポイント

この問題では、腎・泌尿器疾患の代表的な症状が問われています。

尿路結石は、尿路に結石ができる疾患です。結石が尿管を刺激したり尿の流れを妨げたりすると、激しい痛みを起こすことがあります。

解説

尿路結石では、側腹部から背部、下腹部にかけて激しい痛みが出ることがあります。痛みは疝痛発作と呼ばれることがあり、血尿、悪心、嘔吐を伴うこともあります。

慢性腎不全は、腎機能が長期間にわたり低下していく状態です。一般に不可逆的な経過をとることが多く、可逆性とはいえません。

糸球体腎炎では、糸球体の障害により、血尿、たんぱく尿、浮腫、高血圧などがみられます。たんぱく尿がみられないという説明は適切ではありません。

膀胱炎は、解剖学的に尿道が短い女性に多くみられます。男性に好発するとはいえません。

准看護師としての観察ポイント
腎・泌尿器疾患では、尿量、尿の色、血尿、排尿時痛、発熱、腰背部痛、浮腫、血圧を観察します。尿量低下、発熱を伴う腰痛、強い疼痛がある場合は速やかに報告します。

患者への説明
「痛みや血尿、発熱、尿が出にくい感じがあるときは、我慢せずすぐに知らせてください」と説明し、異常の早期発見につなげます。

選択肢の確認

1.慢性腎不全は可逆性である。
誤り。
慢性腎不全は、腎機能が長期にわたり低下する状態で、一般に不可逆的です。可逆性とはいえません。

2.糸球体腎炎ではたんぱく尿はみられない。
誤り。
糸球体腎炎では、たんぱく尿や血尿、浮腫、高血圧がみられることがあります。

3.尿路結石は激しい痛みを起こす。
正しい。
尿路結石では、結石が尿管を刺激したり尿の流れを妨げたりして、激しい疼痛を起こすことがあります。

4.膀胱炎は男性に好発する。
誤り。
膀胱炎は、尿道が短い女性に多くみられます。男性に好発するとはいえません。

覚えるポイント

  • 尿路結石では激しい痛みや血尿がみられる。
  • 慢性腎不全は一般に不可逆的である。
  • 糸球体腎炎では、たんぱく尿、血尿、浮腫、高血圧に注意する。
  • 膀胱炎は女性に多い。
  • 尿量、尿色、排尿時痛、発熱、腰背部痛を観察する。

関連問題

R07A23R07A25
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)