R06B102|令和6年度 准看護師試験 過去問
疾病の成り立ちと回復の促進運動器・皮膚・膠原病皮膚疾患・膠原病
膠原病の特徴について、正しいのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、膠原病の基本的特徴が問われています。
膠原病は、皮膚、関節、血管、腎臓など全身に症状が出る全身性疾患です。
解説
膠原病は、自己免疫の異常が関係し、結合組織や血管に炎症を起こす疾患群です。
代表的な疾患には、全身性エリテマトーデス、関節リウマチ、強皮症、多発性筋炎・皮膚筋炎、シェーグレン症候群などがあります。
膠原病は全身性疾患であり、関節痛、皮疹、発熱、倦怠感、腎障害、肺病変、血管炎など多様な症状がみられます。自然に完治する疾患ではなく、疾患に応じて副腎皮質ステロイド薬、免疫抑制薬、抗リウマチ薬などが用いられます。
准看護師としての観察ポイント
発熱、皮疹、関節痛、浮腫、息切れ、尿の異常、倦怠感、感染徴候、服薬状況を観察します。ステロイド使用中は感染予防と副作用観察が重要です。
選択肢の確認
1.全身性疾患である。
正しい。
膠原病は全身の結合組織や血管などに炎症が起こる全身性疾患です。
2.自然経過によって完治する。
誤り。
膠原病は慢性的に経過することが多く、自然に完治すると説明するのは不適切です。継続治療と観察が必要です。
3.治療には抗菌薬が用いられる。
誤り。
膠原病そのものは細菌感染症ではありません。治療は副腎皮質ステロイド薬や免疫抑制薬などが中心です。
4.共通する自己抗体が存在する。
誤り。
膠原病では自己抗体がみられることがありますが、疾患ごとに関連する自己抗体は異なります。共通する自己抗体が存在するとはいえません。
覚えるポイント
- 膠原病は全身性疾患です。
- 自己免疫の異常が関係します。
- 治療はステロイド薬や免疫抑制薬などが中心です。
- 発熱、皮疹、関節痛、臓器障害を観察します。