R06B143|令和6年度 准看護師試験 過去問
精神看護コミュニケーション・援助関係精神科コミュニケーション
Aさん(30歳、女性)。忙しい日が続いた後に、職場の人たちがイライラして自分を責めているように感じたので、同僚に自分を責めないよう強く言った。Aさんの防衛機制はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
自分の中にある受け入れにくい感情を、他人が持っているように感じる防衛機制を投影といいます。
この問題では、「自分を責めているように感じた」という部分がポイントです。
解説
防衛機制は、不安や葛藤から心を守るために無意識に働く反応です。
Aさんは、忙しい日が続いた後に、職場の人たちがイライラして自分を責めているように感じています。実際に周囲が責めたとは書かれていません。
疲労や不安が強いと、自分の中にある「責められるかもしれない」「自分はできていないのではないか」という感情を、他人の感情として感じることがあります。これが投影です。
合理化は、失敗や行動にもっともらしい理由をつけることです。代償は、満たされない部分を別の面で補うことです。否認は、つらい現実を認めないことです。
精神看護のポイント
防衛機制がみられるときは、言動だけを否定せず、疲労、不安、孤立、ストレスを観察します。「責められている感じがしてつらかったのですね」と感情を受け止めます。
選択肢の確認
1.合理化
誤り。
合理化は、受け入れにくい失敗や行動にもっともらしい理由をつけて納得しようとする防衛機制です。
2.投影
正しい。
自分の中にある受け入れにくい感情や考えを、他者が持っているように感じる防衛機制です。Aさんの状況に合っています。
3.代償
誤り。
代償は、ある面で満たされない気持ちを別の面で補おうとする防衛機制です。
4.否認
誤り。
否認は、受け入れがたい現実を認めないようにする防衛機制です。
覚えるポイント
- 自分の感情を他者に移して感じるのは投影です。
- 合理化はもっともらしい理由づけです。
- 代償は別の面で補うことです。
- 否認は現実を認めないことです。
- 防衛機制は無意識に心を守る働きです。