R06A144|令和6年度 准看護師試験 過去問
精神科入院患者のリスクマネジメントについて、適切なのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、精神科病棟におけるリスクマネジメントが問われています。
精神科では、自殺、自傷、離院、転倒、暴力、感染拡大などのリスクを早期に把握して対策を立てることが重要です。
解説
精神科入院患者では、疾患の症状、薬物療法の副作用、環境変化、不安、孤立感などによってさまざまなリスクが生じます。
特に自殺の兆候に気づくことは重要です。希死念慮の訴え、身辺整理、急に落ち着いたように見える変化、絶望感、睡眠障害、食欲低下、自傷歴などを観察します。
抗精神病薬は、眠気、ふらつき、起立性低血圧、錐体外路症状などにより転倒リスクを高めることがあります。精神科病棟でも感染症のアウトブレイクは起こり得るため、感染対策が必要です。
報告が必要なサイン
「死にたい」「消えたい」などの発言、自傷行為、急な行動変化、服薬拒否、離院の準備、強い焦燥がある場合は、速やかにチームで共有します。
選択肢の確認
1.抗精神薬の内服は転倒リスクを下げる。
誤り。
抗精神病薬では眠気、ふらつき、筋強剛、起立性低血圧などにより転倒リスクが高まることがあります。
2.自殺の兆候(サイン)に気づき対策をたてることが重要である。
適切である。
自殺リスクの早期発見と対策は精神科リスクマネジメントの重要な内容です。観察とチーム共有が必要です。
3.措置入院の患者が離院した場合は保健所に届ける。
誤り。
離院時は院内規定や法的対応に従い、速やかに医師、管理者、関係機関と連携します。設問のように保健所への届け出だけで済むものではありません。
4.精神科病棟ではアウトブレイクが起こりにくい。
誤り。
精神科病棟でも集団生活の場であり、感染症のアウトブレイクが起こる可能性があります。手指衛生や環境整備が必要です。
覚えるポイント
- 精神科では自殺の兆候を見逃さないことが重要です。
- 抗精神病薬は転倒リスクにつながることがあります。
- 離院リスクはチームで共有して予防します。
- 精神科病棟でも感染対策が必要です。