R07B144令和7年度 准看護師試験 過去問

精神看護コミュニケーション・援助関係精神科コミュニケーション

躁状態の患者の看護について、適切なのはどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

この問題では、躁状態の患者への看護が問われています。

躁状態では、気分の高揚、多弁、多動、睡眠欲求の低下、注意散漫、易刺激性、浪費、衝動的行動などがみられます。安全を守り、刺激を減らす環境調整が重要です。

解説

躁状態の患者は、外部からの刺激に反応しやすく、活動が過剰になりやすい状態です。音、人の出入り、明るすぎる環境、長時間の会話などは興奮を強めることがあります。

そのため、静かな環境を整え、刺激を避けるように調整します。休息をとりやすくし、食事や水分摂取、睡眠、服薬を支援します。

安全管理上のポイント
躁状態では、転倒、脱水、疲労、他者とのトラブル、浪費、無断離院などに注意します。興奮が強い場合や危険行動がある場合は速やかに報告します。

関わるときは、短く具体的に伝えます。長時間じっくり話を聞くよりも、落ち着いた態度で必要なことを簡潔に伝え、休息につながる援助を行います。

選択肢の確認

1.じっくりと話を聞く時間を持つ。
誤り。
躁状態では、多弁や思考の飛躍がみられ、長時間の会話が刺激となって興奮を強めることがあります。関わりは短く具体的に行います。

2.自殺企図に注意する。
誤り。
自殺企図への注意は精神看護全体で重要ですが、躁状態の看護として最も適切なのは、刺激を減らし、安全を守る環境調整です。うつ状態や混合状態では特に自殺リスクに注意します。

3.過眠にならないよう起こす。
誤り。
躁状態では、過眠ではなく睡眠欲求の低下や不眠がみられやすくなります。むしろ休息や睡眠を確保できるよう援助します。

4.刺激を避けるよう環境調整を行う。
適切である。
躁状態では、刺激により興奮や活動性が高まりやすいため、静かで落ち着いた環境を整えることが適切です。

覚えるポイント

  • 躁状態では、多弁、多動、睡眠欲求の低下、易刺激性がみられます。
  • 看護では、刺激を減らし、休息を確保します。
  • 関わりは短く、具体的に、落ち着いた態度で行います。
  • 脱水、疲労、転倒、衝動的行動に注意します。

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