R06B54令和6年度 准看護師試験 過去問

基礎看護技術検査・処置介助診察・検査・処置の基本

鼻腔から栄養チューブを挿入する成人患者の看護について、適切なのはどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

この問題では、経鼻栄養チューブ挿入後の留置位置確認と安全管理が問われています。

胃内に挿入されていることを確認した後は、チューブの留置位置に印をつけ、ずれを早期に発見できるようにします。

解説

経鼻栄養チューブは、鼻腔から胃へチューブを挿入し、栄養や水分を注入する方法です。

最も重要なのは、チューブが正しい位置にあることを確認することです。誤って気管内に入ったまま注入すると、誤嚥性肺炎や窒息など重大な事故につながります。

胃内への挿入を確認した後は、鼻孔部などでチューブの位置に印をつけます。毎回、注入前に印の位置、固定状態、咳、呼吸状態、胃内容物の確認などを行い、位置ずれがないか確認します。

安全管理上のポイント
経管栄養では、注入前のチューブ位置確認、上体挙上、注入速度、腹部膨満、嘔吐、下痢、呼吸状態を観察します。違和感や咳込みがある場合は注入せず報告します。

選択肢の確認

1.経鼻栄養チューブは20 Frを用意する。
誤り。
成人の経鼻栄養チューブとして20 Frは太すぎます。患者の状態や目的に応じた適切なサイズを用意します。

2.挿入時の体位は仰臥位とする。
誤り。
挿入時は、可能であれば座位またはファーラー位など上体を起こした体位にします。仰臥位では誤嚥や挿入困難につながることがあります。

3.チューブ挿入の長さは30 cmである。
誤り。
成人で胃まで挿入するには30 cmでは短いです。鼻先から耳朶、剣状突起までを目安に測定するなど、適切な長さを確認します。

4.胃の挿入確認後は、チューブ留置位置に印をつける。
適切である。
留置位置に印をつけることで、チューブの抜けやずれを早期に発見できます。安全な経管栄養に必要な確認です。

覚えるポイント

  • 経鼻栄養チューブは位置確認が最重要です。
  • 胃内確認後は留置位置に印をつけます。
  • 注入中は上体を起こして誤嚥を予防します。
  • 咳込み、呼吸苦、位置ずれがあれば注入せず報告します。

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