R07A138|令和7年度 准看護師試験 過去問
急性糸球体腎炎と診断され入院してきた5歳児への声掛けについて、適切なのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、急性糸球体腎炎の小児への看護と声掛けが問われています。
急性糸球体腎炎では、血尿、蛋白尿、浮腫、高血圧、尿量減少がみられることがあります。急性期は安静を保ち、腎臓への負担を減らすことが重要です。
解説
急性糸球体腎炎の急性期には、安静が必要です。5歳児には難しい言葉ではなく、「ベッドの上で過ごしてね」のように、具体的で分かりやすい言葉で説明します。
尿量や尿の性状は重要な観察項目です。尿はトイレに流してしまうのではなく、必要に応じて尿量測定や尿検査ができるようにします。
水分摂取は、浮腫や尿量、高血圧の状態に応じて制限されることがあります。「お水をたくさん飲もうね」と一律に促すのは適切ではありません。入浴も急性期や状態によっては負担になるため、安静を優先します。
小児への説明のポイント
5歳児には、短く具体的な言葉で説明します。「今は腎臓を休ませるために、ベッドで静かに過ごそうね」と伝え、不安を和らげる声掛けを行います。
選択肢の確認
1.「お水をたくさん飲もうね。」
誤り。
急性糸球体腎炎では、尿量減少や浮腫、高血圧がみられることがあり、水分制限が必要になる場合があります。水分を多く飲むよう一律に促すのは適切ではありません。
2.「ゆっくりお風呂に入ろうね。」
誤り。
急性期は安静が必要であり、入浴は体力を消耗することがあります。状態が安定するまでは、医師の指示に従って清潔援助を行います。
3.「おしっこはトイレに流そうね。」
誤り。
尿量や尿の性状は重要な観察項目です。尿をそのまま流すのではなく、必要に応じて尿量測定や検査のために確認します。
4.「ベッドの上で過ごしてね。」
適切である。
急性糸球体腎炎の急性期は、腎臓への負担を減らすために安静が必要です。5歳児にも分かりやすい具体的な声掛けとして適切です。
覚えるポイント
- 急性糸球体腎炎では、血尿、蛋白尿、浮腫、高血圧、尿量減少に注意する。
- 急性期は安静を保つ。
- 尿量と尿の性状を観察する。
- 水分摂取は状態や指示に従って調整する。
- 小児には年齢に合った分かりやすい言葉で説明する。