R05A93|令和5年度 准看護師試験 過去問
疾病の成り立ちと回復の促進腎・泌尿器疾患腎炎・腎不全
糸球体腎炎の患者の看護について、適切なのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、糸球体腎炎の観察項目が問われています。
糸球体腎炎では、尿の異常、浮腫、高血圧、腎機能低下を観察することが重要です。
解説
糸球体腎炎は、腎臓の糸球体に炎症が起こり、血尿、蛋白尿、浮腫、高血圧、尿量減少などをきたす疾患です。
看護では、尿量と血圧を観察します。尿量の減少は腎機能や体液貯留の変化を示す重要なサインです。血圧上昇は体液量増加や腎機能障害に関連して起こることがあります。
病状によっては、安静や運動制限、食事療法が必要になります。日常生活に制限がないとはいえません。浮腫がある場合は下肢を挙上するなどして静脈還流を促しますが、下肢浮腫だけで起座位にするのは適切ではありません。
食事療法では、塩分制限や必要に応じた蛋白質制限、水分管理などが行われます。脂肪制限食が基本ではありません。
准看護師としての観察ポイント
尿量、尿色、血尿、泡立ち、浮腫、体重増加、血圧、頭痛、倦怠感を観察します。尿量減少、血圧上昇、強い浮腫、呼吸困難があれば速やかに報告します。
選択肢の確認
1.日常生活行動に制限はない。
誤り。
糸球体腎炎では病状により安静や運動制限が必要になることがあります。制限がないとはいえません。
2.尿量と血圧を観察する。
適切である。
糸球体腎炎では尿量減少や高血圧がみられることがあり、尿量と血圧の観察が重要です。
3.下肢に浮腫がある場合は起座位にする。
誤り。
下肢浮腫では下肢挙上などを考えます。起座位は呼吸困難時などに用いられる体位であり、下肢浮腫への基本対応としては適切ではありません。
4.脂肪制限食の指導をする。
誤り。
糸球体腎炎では塩分制限や水分管理、必要に応じた蛋白質制限が重要です。脂肪制限食を基本として指導するわけではありません。
覚えるポイント
- 糸球体腎炎では尿量、血尿、蛋白尿を観察する。
- 高血圧と浮腫に注意する。
- 体重増加は体液貯留のサインになる。
- 食事療法では塩分制限や水分管理が重要である。
- 尿量減少、血圧上昇、呼吸困難は報告が必要である。