R05A94|令和5年度 准看護師試験 過去問
血液透析を受ける患者の看護について、適切なのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、血液透析患者のシャント管理が問われています。
血液透析では、シャントを長く安全に使うため、圧迫や感染、閉塞を防ぐことが重要です。
解説
血液透析では、体外に血液を取り出して透析器で老廃物や余分な水分を除去し、体内へ戻します。そのため、十分な血流を確保するために内シャントが作られることがあります。
シャント側の腕では、血流を妨げたり血管を傷つけたりしないように、採血や血圧測定を避けます。圧迫によりシャント閉塞を起こす危険があるためです。
血液透析は1回3~5時間程度行われることが多く、1時間程度ではありません。透析患者の食事では、糖質だけでなく、水分、塩分、カリウム、リン、蛋白質などに注意します。
透析前後の体重測定は、除水量の設定や体液管理に重要です。透析前に体重を測定する必要がないという説明は誤りです。
准看護師としての観察ポイント
シャント音、スリル、発赤、腫脹、疼痛、出血、感染徴候を観察します。シャント音が弱い、触れない、強い痛みや腫れがある場合は速やかに報告します。
選択肢の確認
1.1 回の治療にかかる時間は 1 時間程度である。
誤り。
血液透析は一般に1回3~5時間程度行われることが多いです。1時間程度では不十分です。
2.採血や血圧測定はシャント側を避ける。
適切である。
シャント側で採血や血圧測定を行うと、血管損傷や圧迫による閉塞の危険があります。シャント側は避けます。
3.食事は糖質に注意する。
誤り。
透析患者では、糖質だけでなく、水分、塩分、カリウム、リン、蛋白質などに注意します。糖質のみを重視するのは不十分です。
4.透析前に体重を測定する必要はない。
誤り。
透析前の体重は除水量の設定に重要です。透析前後で体重を測定し、体液管理に役立てます。
覚えるポイント
- シャント側で採血や血圧測定をしない。
- シャント音とスリルを観察する。
- 透析前後の体重測定は重要である。
- 透析患者では水分、塩分、カリウム、リンに注意する。
- シャントの発赤、腫脹、疼痛、出血は報告する。