R05B94|令和5年度 准看護師試験 過去問
腹膜透析を受ける患者への説明について、適切なのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、腹膜透析の特徴と自己管理が問われています。
腹膜透析は、患者自身または家族が自宅で透析液交換を行う治療です。清潔操作と感染予防が非常に重要です。
解説
腹膜透析では、腹腔内に透析液を注入し、腹膜を介して老廃物や余分な水分を除去します。透析液の交換は、患者自身が学習して行うことが多く、透析手技は自分で行うという説明が適切です。
1回の透析液交換にかかる時間は、方法や手順により異なりますが、通常3時間程度かかるわけではありません。透析液を腹腔内に貯留している時間と、交換操作にかかる時間を混同しないようにします。
定期通院は必要ですが、血液透析のように週3回通院するとは限りません。腹膜透析は在宅で行うため、通院頻度は医師の指示や患者の状態により異なります。
食事制限が全くないわけではありません。水分、塩分、カリウム、リン、たんぱく質などは、腎機能や透析状況に合わせて管理します。
感染予防のポイント
腹膜透析では腹膜炎が重要な合併症です。手洗い、マスク、清潔な場所での交換、出口部の観察を徹底します。排液の混濁、腹痛、発熱があれば速やかに報告します。
選択肢の確認
1.1 回の透析液交換にかかる時間は 3 時間程度である。
誤り。
透析液の交換操作そのものに通常3時間程度かかるわけではありません。貯留時間と交換時間を区別します。
2.透析手技は自分で行う。
適切である。
腹膜透析では、患者自身または家族が自宅で透析液交換を行うため、手技の習得と自己管理が重要です。
3.定期通院は週 3 回必要である。
誤り。
週3回の通院は血液透析で一般的です。腹膜透析の通院頻度は患者の状態や施設方針により異なります。
4.食事制限はない。
誤り。
腹膜透析でも水分、塩分、カリウム、リン、たんぱく質などの管理が必要です。
覚えるポイント
- 腹膜透析は在宅で自己管理する治療である。
- 透析液交換は清潔操作で行う。
- 腹膜炎の予防が重要である。
- 排液の混濁、腹痛、発熱は報告する。
- 腹膜透析でも食事・水分管理が必要である。