R07A147|令和7年度 准看護師試験 過去問
うつ病患者の看護について、適切なのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、うつ病患者への看護が問われています。
うつ病では、気分の落ち込み、意欲低下、思考の制止、睡眠障害、食欲低下、自責感などがみられます。患者の力が低下している部分を支えながら、安全を守ることが重要です。
解説
うつ病患者は、洗面、入浴、着替え、食事、服薬などのセルフケアが難しくなることがあります。できないことを責めず、患者の状態に合わせて不足している部分を補います。
「頑張って」と励ます言葉は、患者にとって負担や自責感を強めることがあります。無理に励ますより、休息を保障し、つらさを受け止める関わりが大切です。
抗うつ薬の副作用では、口渇、便秘、眠気、ふらつき、悪心などに注意します。薬の種類により異なりますが、「下痢」が代表的副作用として最も重要という説明ではありません。
また、回復期は活動性が戻ってくる一方で、抑うつ気分や希死念慮が残ることがあり、自殺リスクが高まることがあります。回復期でも注意深い観察が必要です。
報告が必要なサイン
希死念慮、自殺をほのめかす発言、急な身辺整理、不眠の悪化、食事摂取低下、焦燥感がある場合は、速やかに看護師や医師へ報告します。
選択肢の確認
1.否定的な言動に対して頑張るよう励ます。
誤り。
うつ病患者に「頑張って」と励ますと、自責感や負担感が強くなることがあります。つらさを受け止め、休息できる環境を整えます。
2.抗うつ薬には下痢の副作用があるため注意する。
誤り。
抗うつ薬の副作用には、口渇、便秘、眠気、ふらつき、悪心などがあります。薬剤によって下痢が起こることもありますが、代表的に注意する説明として最も適切ではありません。
3.セルフケアが不足している部分は補う。
適切である。
うつ病では意欲や活動性が低下し、セルフケアが不足することがあります。患者の状態に合わせて、できない部分を補いながら自立を支えます。
4.回復期に入れば自殺のリスクは軽減する。
誤り。
回復期は活動性が戻る一方で、希死念慮が残っている場合があり、自殺リスクが高まることがあります。回復期でも安全確認が必要です。
覚えるポイント
- うつ病患者には、安易に「頑張って」と励まさない。
- セルフケア不足は、患者の状態に合わせて補う。
- 休息を保障し、安心できる環境を整える。
- 回復期でも自殺リスクに注意する。
- 希死念慮、不眠悪化、焦燥感、身辺整理は報告が必要である。