R07A148|令和7年度 准看護師試験 過去問
精神科病棟における身体拘束時の看護について、適切なのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、精神科病棟における身体拘束時の看護が問われています。
身体拘束は、患者の自由を制限する重大な行為です。安全確保のためにやむを得ない場合に、医師の指示のもとで最小限に行い、患者の人権と尊厳を守ることが重要です。
解説
身体拘束中は、拘束部位の血行障害、神経障害、皮膚損傷、褥瘡、深部静脈血栓症、呼吸状態、脱水、排泄、精神的苦痛に注意して観察します。
拘束部位では、皮膚色、冷感、しびれ、腫脹、痛み、チアノーゼ、脈拍の触れ方を確認します。強く締めすぎると血流が悪くなり、皮膚障害や神経障害につながります。
身体拘束は看護師の判断だけで実施するものではありません。また、興奮が激しい場合でも、可能な範囲で目的、必要性、解除に向けた見通しを説明します。観察は1時間ごとだけでよいと固定せず、患者の状態に応じて継続的に行います。
倫理と安全のポイント
身体拘束は、患者の安全を守るためであっても、苦痛や尊厳の侵害につながります。必要最小限とし、早期解除に向けてチームで検討します。
選択肢の確認
1.必要時、看護師の判断で実施する。
誤り。
精神科病棟における身体拘束は、看護師の判断だけで実施するものではありません。医師の指示のもと、必要性を慎重に判断して行います。
2.興奮が激しい場合には実施についての説明はしない。
誤り。
興奮が強い場合でも、可能な範囲で身体拘束の目的や必要性を説明します。説明を省くのではなく、患者の理解度や安全に配慮して伝えます。
3.1時間ごとに観察を行う。
誤り。
身体拘束中は、患者の状態に応じて継続的かつ定期的に観察する必要があります。1時間ごとと固定してよいわけではなく、状態変化を見逃さないことが重要です。
4.拘束部位の血行障害に注意する。
適切である。
身体拘束中は、拘束部位の皮膚色、冷感、しびれ、腫脹、痛みなどを観察し、血行障害を予防します。この記述は適切です。
覚えるポイント
- 身体拘束は、医師の指示のもとで必要最小限に行う。
- 患者の尊厳と人権に配慮する。
- 拘束部位の血行障害、神経障害、皮膚損傷に注意する。
- 可能な範囲で目的や必要性を説明する。
- 早期解除に向けて、チームで継続的に評価する。