R07A94|令和7年度 准看護師試験 過去問
経尿道的前立腺切除術後の看護について、適切なのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、経尿道的前立腺切除術後の看護が問われています。
経尿道的前立腺切除術では、術後に出血や凝血塊が生じることがあります。尿道カテーテルや膀胱洗浄が行われることがあり、カテーテル閉塞に注意します。
解説
経尿道的前立腺切除術後は、血尿や凝血塊によりカテーテルが詰まることがあります。閉塞すると、尿や洗浄液が流れにくくなり、膀胱の過伸展、強い下腹部痛、尿漏れ、膀胱刺激症状につながります。
術後は、尿の色、尿量、凝血塊の有無、カテーテルの屈曲や閉塞、下腹部膨満、疼痛を観察します。尿流出が急に減った場合や血尿が強い場合は報告が必要です。
また、灌流液の吸収により低ナトリウム血症を起こすことがあるため、血清ナトリウム値の把握は重要です。カテーテル抜去後は、血尿の程度や医師の指示を確認しながら、尿路感染や凝血塊予防のため水分摂取が促されることがあります。
報告が必要なサイン
尿流出の急な減少、強い血尿、凝血塊の増加、下腹部痛、膀胱部膨満、発熱、意識状態の変化があれば速やかに報告します。
選択肢の確認
1.血清ナトリウム値の把握は不要である。
誤り。
経尿道的前立腺切除術後は、灌流液の吸収により低ナトリウム血症を起こすことがあります。血清ナトリウム値の把握は重要です。
2.凝血塊によるカテーテルの閉塞に注意する。
適切である。
術後は出血により凝血塊ができ、カテーテルが閉塞することがあります。尿流出、尿色、凝血塊、下腹部膨満を観察することが重要です。
3.膀胱刺激症状が出現したら体位変換を行う。
誤り。
膀胱刺激症状が出現した場合は、カテーテル閉塞、牽引、凝血塊、膀胱洗浄の状態などを確認します。体位変換だけで対応するのは適切ではありません。
4.カテーテル抜去後は水分を制限するよう説明する。
誤り。
カテーテル抜去後は、状態に応じて水分摂取を促し、尿路感染や凝血塊による閉塞を予防します。医師から水分制限の指示がない限り、一律に制限する説明は適切ではありません。
覚えるポイント
- 経尿道的前立腺切除術後は、血尿と凝血塊に注意する。
- 凝血塊によるカテーテル閉塞は、膀胱過伸展や痛みの原因になる。
- 尿量、尿色、凝血塊、下腹部膨満を観察する。
- 血清ナトリウム値の変化にも注意する。
- 尿流出の減少、強い血尿、下腹部痛は報告が必要である。