R07B101|令和7年度 准看護師試験 過去問
帯状疱疹のある患者への説明について、適切なのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、帯状疱疹患者への生活指導が問われています。
帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルスが再活性化して起こる疾患です。神経に沿って痛みや水疱が出現し、皮膚を傷つけると二次感染の原因になります。
解説
帯状疱疹では、皮疹部のかゆみや痛みがあっても、皮膚をかかないように説明します。かくことで水疱が破れ、細菌感染や皮膚損傷につながることがあります。
入浴は、患者の状態や皮疹の状況、医師の指示により判断します。長時間の入浴は疲労や痛みの増強につながることがあります。
帯状疱疹では安静と休養が大切です。積極的な運動は体力を消耗し、回復を妨げることがあります。また、皮疹が消失しても帯状疱疹後神経痛が残ることがあるため、神経痛も必ず消えるとは説明できません。
感染予防のポイント
水疱がある時期は、患部を清潔に保ち、直接触れた後は手洗いを行います。妊婦、免疫が低下している人、水痘にかかったことがない人との接触には注意します。
選択肢の確認
1.「ゆっくり入浴しましょう。」
誤り。
帯状疱疹では、長時間の入浴により疲労や痛みが増すことがあります。入浴は状態に応じて判断し、無理をしないことが大切です。
2.「皮膚をかかないようにしましょう。」
適切である。
皮膚をかくと、水疱が破れ、二次感染や皮膚損傷を起こすおそれがあります。患部を清潔に保ち、かかないよう説明することは適切です。
3.「積極的に運動するようにしましょう。」
誤り。
帯状疱疹では、体力低下や痛みがみられることがあります。積極的な運動よりも休養を優先し、無理を避けます。
4.「皮疹が消失すると、神経痛も消失します。」
誤り。
皮疹が治った後も、帯状疱疹後神経痛が残ることがあります。必ず神経痛が消失すると説明するのは適切ではありません。
覚えるポイント
- 帯状疱疹では、神経に沿った痛みと水疱がみられる。
- 皮膚をかくと二次感染の原因になる。
- 患部は清潔に保ち、刺激を避ける。
- 皮疹消失後も神経痛が残ることがある。
- 休養をとり、痛みや発熱が強い場合は報告する。