R07B126|令和7年度 准看護師試験 過去問
災害時の高齢者の特徴について、正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、災害時における高齢者の特徴が問われています。
高齢者は、視力、聴力、筋力、判断力、移動能力、体温調節機能などが低下していることがあります。そのため、災害時には情報入手、避難、環境変化への適応、体調管理が難しくなりやすいです。
解説
災害時の高齢者では、避難情報に気づきにくい、移動に時間がかかる、危険を判断して行動するまでに時間がかかるなどの問題が起こります。そのため、危険回避行動が遅れやすくなります。
また、避難所では環境の変化、睡眠不足、脱水、低体温、感染症、持病の悪化、転倒、認知症症状の悪化などに注意が必要です。
准看護師としての観察ポイント
食事量、水分摂取量、排泄、睡眠、意識状態、歩行状態、服薬状況、呼吸状態、皮膚状態を確認します。普段と違う様子があれば早めに報告します。
高齢者支援では、本人の尊厳を守りながら、分かりやすい説明、移動の支援、服薬継続、家族や支援者との連携が重要です。
選択肢の確認
1.情報収集が容易にできる。
誤り。
高齢者は、聴力や視力の低下、認知機能の低下、情報機器の利用困難などにより、災害情報を得にくいことがあります。分かりやすい声かけや掲示が必要です。
2.危険回避行動が遅れる。
正しい。
移動能力や判断力の低下、情報入手の遅れにより、避難や危険回避が遅れやすくなります。早めの声かけや避難支援が重要です。
3.避難所の環境に早く適応できる。
誤り。
高齢者は、環境変化により不眠、せん妄、認知症症状の悪化、食欲低下、脱水などを起こしやすくなります。避難所では個別の配慮が必要です。
4.早期に体調の変化に気づくことができる。
誤り。
高齢者は、症状を自覚しにくかったり、訴えが少なかったりすることがあります。周囲が体調変化を観察し、早期に対応することが大切です。
覚えるポイント
- 災害時の高齢者は、情報入手や避難行動が遅れやすいです。
- 避難所では、脱水、感染症、転倒、持病悪化、せん妄に注意します。
- 高齢者は体調変化を自覚しにくいことがあります。
- 声かけ、見守り、服薬確認、多職種連携が重要です。