R05B33|令和5年度 准看護師試験 過去問
災害サイクルについて、正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、災害サイクルの考え方が問われています。
災害看護では、災害発生直後だけでなく、発生前、急性期、亜急性期、慢性期、復興期、静穏期までを連続した流れで考えます。
解説
災害サイクルとは、災害発生からの時間経過を、サイクルとして捉える概念です。災害の前後で必要な支援は変化します。
災害発生直後からおおむね数日間は急性期として、救命、トリアージ、避難、応急処置、安全確保が優先されます。亜急性期はその後の避難生活や感染対策、持病管理、生活支援が重要になる時期です。災害発生から3日間を亜急性期とするのは適切ではありません。
静穏期は災害発生前の平常時であり、防災訓練、備蓄、地域連携、要配慮者支援体制の整備を行う時期です。個人差に目を向けた生活支援は、主に避難生活が続く亜急性期や慢性期で重要になります。
復興期は生活再建や地域再建を進める時期です。防災訓練は主に静穏期に行います。
災害看護のポイント
災害時は、傷病者だけでなく、高齢者、妊産婦、乳幼児、障害者、慢性疾患患者などの要配慮者に目を向けます。時期に応じて支援内容を変えることが重要です。
選択肢の確認
1.災害発生からの時間経過をサイクルとして捉えた概念である。
正しい。
災害サイクルは、災害発生前後の時間経過をサイクルとして捉え、各時期に必要な支援を考える概念です。
2.災害発生から 3 日間を亜急性期としている。
誤り。
災害発生直後から数日間は急性期として、救命や安全確保が優先されます。3日間を亜急性期とするのは適切ではありません。
3.静穏期には個人差に目を向けて生活支援を行う。
誤り。
静穏期は災害発生前の平常時で、防災訓練や備蓄、体制整備を行う時期です。個人差に応じた生活支援は避難生活期などで特に重要です。
4.復興期には災害に備えて防災訓練を行う。
誤り。
復興期は生活再建や地域再建を進める時期です。防災訓練は主に静穏期に行います。
覚えるポイント
- 災害サイクルは災害発生からの時間経過を捉える概念である。
- 急性期は救命、安全確保、トリアージが中心である。
- 亜急性期以降は避難生活支援、感染対策、慢性疾患管理が重要である。
- 静穏期は防災訓練や備蓄などの準備を行う。
- 災害看護では時期に応じた支援を考える。