R07B54|令和7年度 准看護師試験 過去問
基礎看護技術検査・処置介助診察・検査・処置の基本
静脈血採血について、適切なのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、静脈血採血の基本手技が問われています。
採血では、患者確認、採血部位の選択、駆血、消毒、穿刺角度、止血、迷走神経反射への対応が重要です。
解説
静脈血採血では、静脈を怒張させるために駆血帯を巻いた状態で穿刺します。血液の流入を確認した後は、必要なタイミングで駆血帯を外します。長時間の駆血は検査値に影響することがあるため注意します。
麻痺側は循環や感覚が低下している場合があり、採血部位として避けます。乳房切除後の患側、シャント側、点滴側、炎症や浮腫のある部位も避けます。
採血針の刺入角度は一般に15~30度程度です。30~45度では深く入りすぎることがあります。採血後は十分に圧迫止血します。1分間では不十分なことがあり、抗凝固薬内服中や出血傾向がある患者ではより長く確認します。
安全管理上のポイント
採血中は、気分不快、冷汗、顔面蒼白、めまい、しびれ、強い痛みを観察します。迷走神経反射が疑われる場合は中止し、臥位で安静にして報告します。
選択肢の確認
1.麻痺側で行う。
誤り。
麻痺側は感覚や循環が低下していることがあるため、採血部位として避けます。皮膚損傷や出血に気づきにくい場合があります。
2.駆血帯を巻いたまま穿刺する。
適切である。
静脈を怒張させるため、駆血帯を巻いた状態で穿刺します。採血が始まった後は、手順に従って駆血帯を外します。
3.30~45度の角度で針を刺入する。
誤り。
静脈血採血では、一般に15~30度程度の角度で刺入します。30~45度では深く入りすぎるおそれがあります。
4.終了後、1分間圧迫止血する。
誤り。
採血後は十分に圧迫止血します。1分間と固定するのは不十分な場合があり、出血傾向や抗凝固薬内服の有無に応じて確認します。
覚えるポイント
- 静脈血採血では、駆血帯を巻いた状態で穿刺する。
- 麻痺側、シャント側、点滴側は避ける。
- 刺入角度は一般に15~30度程度である。
- 採血後は十分に圧迫止血する。
- 気分不快、冷汗、顔面蒼白は迷走神経反射に注意する。