R07B64|令和7年度 准看護師試験 過去問
基礎看護技術終末期・死後のケア終末期患者の全人的苦痛
終末期にある患者の心理的特徴はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、終末期にある患者の心理的特徴が問われています。
終末期では、死への恐怖、痛みへの不安、家族を残す心配、今後の生活や治療への不安など、さまざまな心理的反応がみられます。
解説
終末期にある患者は、不安や恐怖を抱きやすくなります。病状の進行、痛みや呼吸困難、死への思い、家族への心配、人生の振り返りなどが心理状態に影響します。
看護では、不安や恐怖を否定せず、患者の話を聴き、安心できる環境を整えます。痛みや呼吸困難など身体的苦痛を緩和することも、心理的安定につながります。
罪悪感がみられる場合もありますが、終末期にある患者の一般的な心理的特徴として最も適切なのは不安や恐怖です。気分高揚や思考化声は終末期の代表的心理特徴ではありません。
終末期看護のポイント
患者の言葉にならない不安にも注意します。表情、睡眠、食欲、痛み、呼吸状態、家族との関係を観察し、必要時は看護師、医師、緩和ケアチームと連携します。
選択肢の確認
1.不安や恐怖
適切である。
終末期では、死や苦痛、家族、今後への不安や恐怖がみられやすくなります。患者の気持ちを受け止める関わりが大切です。
2.罪悪感
誤り。
罪悪感を抱く患者もいますが、終末期にある患者の心理的特徴として最も一般的に問われるのは不安や恐怖です。
3.気分高揚
誤り。
気分高揚は躁状態などでみられることがあります。終末期の心理的特徴として最も適切ではありません。
4.思考化声
誤り。
思考化声は、自分の考えが声になって聞こえるように感じる症状で、精神症状として扱われます。終末期の一般的心理特徴ではありません。
覚えるポイント
- 終末期では、不安や恐怖が生じやすい。
- 患者の気持ちを否定せず、傾聴する。
- 身体的苦痛の緩和は心理的安定にもつながる。
- 家族の不安にも配慮する。
- 終末期看護では、尊厳とその人らしさを支える。