44G23|第44回 理容師国家試験 過去問
化学的消毒法に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。 a 両性界面活性剤は、結核菌に効果がない。 b 逆性石けんは、中性洗剤と併用すると効果が低下する。 c グルコン酸クロルヘキシジン(クロルヘキシジングルコン酸塩)は、細菌の芽胞に効果がない。 d 消毒用エタノールは、逆性石けんと併用すると効果が低下する。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
各消毒薬の効力と、洗剤などを併用したときの影響を判定する組合せ問題です。
解説
小項目を1つずつ確認します。
a 誤り。両性界面活性剤は一般細菌に加え、結核菌にも効果があります。
b 正しい。逆性石けんは陽イオン界面活性剤であり、陰イオン系の石けんや洗剤が残ると作用が弱まります。
c 正しい。グルコン酸クロルヘキシジンは細菌の芽胞には効果がありません。
d 誤り。消毒用エタノールは、逆性石けんとの併用だけで必ず効力が低下するという性質ではありません。
正しいのはbとcです。消毒前の洗浄剤を十分にすすぐことも大切です。
選択肢の確認
1.aとb
誤り。
bは正しいですが、aは誤りです。両性界面活性剤は結核菌にも効果があります。
2.bとc
正しい。
bの逆性石けんと洗剤の拮抗、cの芽胞への無効性は、いずれも正しい記述です。
3.cとd
誤り。
cは正しいですが、dのようにエタノールと逆性石けんの併用で必ず効力が下がるとはいえません。
4.aとd
誤り。
aは両性界面活性剤の効力について誤り、dも併用時の性質について誤りです。
覚えるポイント
- 逆性石けんは普通石けん・陰イオン系洗剤の残留で効力低下。
- クロルヘキシジンは芽胞に効かない。
- 両性界面活性剤は結核菌にも効果がある。