46G23|第46回 理容師国家試験 過去問
消毒・殺菌に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
消毒効果を左右する温度・濃度と、湿熱消毒の特徴を確認します。
解説
消毒効果は、温度、濃度、作用時間、汚れの有無などに左右されます。一般に、定められた使用範囲では温度が高いほど化学反応が進み、消毒薬の作用は強くなります。低温ほど効果が高いわけではありません。
水分を含む湿熱は微生物のタンパク質を変性させやすく、同じ温度と時間なら乾熱より効果的です。理容所で定められる煮沸は沸騰後2分間以上、蒸気は80℃を超えてから10分間以上で、蒸気消毒のほうが長い時間を要します。
選択肢の確認
1.同じ時間と温度であれば、湿熱は乾熱より効果が高い。
記述としては正しい。
湿熱は熱が伝わりやすくタンパク質を変性させるため、同じ温度と時間なら乾熱より殺菌効果が高くなります。
2.消毒薬水溶液の温度は低いほど効果がある。
正答。記述としては誤り。
消毒薬は一般に、適正な範囲では温度が高いほど作用が強くなります。低いほど効果が上がるわけではありません。
3.消毒薬には、消毒しようとする対象によって適した濃度がある。
記述としては正しい。
消毒薬は濃すぎても薄すぎても適切でない場合があり、対象に応じた規定濃度で用います。
4.蒸気消毒は、煮沸消毒より長く時間がかかる。
記述としては正しい。
規定時間は、煮沸が沸騰後2分間以上、蒸気が80℃を超えてから10分間以上で、蒸気消毒のほうが長時間です。
覚えるポイント
- 消毒効果は温度・濃度・時間・汚れに左右される。
- 同条件なら湿熱は乾熱より効果が高い。
- 煮沸は2分間以上、蒸気は80℃超で10分間以上。