44G35|第44回 理容師国家試験 過去問
皮膚疾患に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
白癬、疥癬、トビヒ、ニキビの原因と病態を区別する問題です。
解説
頭部白癬は皮膚糸状菌である白癬菌が頭皮や毛に感染する病気で、人からだけでなく感染した犬・猫などの動物からうつることがあります。
疥癬の原因であるヒゼンダニは昆虫ではなくダニの仲間です。毛包が角質栓で詰まり、皮脂がたまって炎症を起こすのはニキビです。トビヒは細菌による皮膚感染で、膿や水疱内容を介して別部位へ広がります。選択肢3と4は、ニキビとトビヒの説明を入れ替えています。
選択肢の確認
1.頭部白癬(シラクモ)は、白癬菌による感染症でペットから感染することがある。
正しい。
頭部白癬は白癬菌による感染症で、感染したペットが感染源になることがあります。
2.疥癬(ヒゼン)は、疥癬虫という昆虫の寄生によって起こる。
誤り。
疥癬の原因はヒゼンダニですが、ダニは昆虫ではなくクモ形類です。
3.伝染性膿痂疹(トビヒ)は、毛包が角質の栓で詰まったものであり、毛包内に皮脂が貯留し、細菌に感染することによって起こる。
誤り。
毛包の角質栓と皮脂貯留を中心とする説明は、伝染性膿痂疹ではなく尋常性痤瘡です。
4.尋常性痤瘡(ニキビ)は、膿がほかの部分の皮膚に付いて感染が広がる。
誤り。
膿などが皮膚に付いて感染が広がるのはトビヒの特徴であり、ニキビの説明ではありません。
覚えるポイント
- 頭部白癬は白癬菌で、ペットからも感染。
- 疥癬はヒゼンダニの寄生。
- ニキビは毛包詰まり、トビヒは細菌による接触感染。