45G35|第45回 理容師国家試験 過去問
皮膚の疾患に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
接触皮膚炎、手荒れ、ニキビの原因と特徴が問われています。
解説
接触皮膚炎は、化学物質、薬品、化粧品、金属などが皮膚へ触れて生じる炎症です。アレルギー性が疑われる場合、原因候補を皮膚へ貼って反応を見るパッチテストが役立ちます。
進行性指掌角皮症は手指から手掌の乾燥・角化・亀裂を生じ、理容師の手荒れとして重要です。尋常性痤瘡は皮脂分泌、毛包の角化、毛包内細菌などが関係し、ウイルスの増殖が原因ではありません。
選択肢の確認
1.接触皮膚炎(カブレ)は、様々な種類の化学物質や薬物などが皮膚に接触して起きる皮膚の炎症である。
記述としては正しい。
接触皮膚炎は刺激物質またはアレルゲンが皮膚へ接触して生じる炎症です。
2.アレルギー性接触皮膚炎の原因物質の特定には、パッチテストが有効である。
記述としては正しい。
パッチテストは、遅延型アレルギーによる接触皮膚炎の原因物質を調べる方法です。
3.進行性指掌角皮症は、指から手掌にかけての皮膚が乾燥し、角質層が厚くなって亀裂を生じ、進行すると指紋がなくなることもある疾患である。
記述としては正しい。
進行性指掌角皮症では乾燥、角質肥厚、亀裂が進み、重症では指紋が不明瞭になることもあります。
4.尋常性痤瘡(ニキビ)は、脂腺の多い箇所の毛胞にウイルスが増殖して起きる疾患である。
正答。記述としては誤り。
ニキビには皮脂、毛包の角化、アクネ菌などが関係します。ウイルスが毛胞で増殖して起こる疾患ではありません。
覚えるポイント
- 接触皮膚炎の原因検索=パッチテスト。
- 進行性指掌角皮症=理容師に重要な手荒れ。
- ニキビはウイルス性疾患ではない。