48G36第48回 理容師国家試験 過去問

香粧品化学香粧品の基礎

アルコールに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

低級アルコール、高級アルコール、多価アルコールの性質と化粧品用途を確認します。

解説

エタノールは水とも混ざり、有機物を溶かすため香料など水に溶けにくい成分の溶媒として使われます。メタノールは視神経障害などを起こす強い毒性があり、化粧品へ配合して使用する成分ではありません。セタノールは炭素数の多い高級アルコールで、乳化助剤、感触調整、製品の硬さの調整などに用いられます。グリセリンは水酸基を三つもつ多価アルコールで、油脂の分解でも得られ、吸湿性を生かして保湿剤になります。

選択肢の確認

1.エタノール(エチルアルコール)は、水に溶けない化合物を化粧品に配合するための溶媒として用いられる。
正しい。
エタノールは香料など水だけでは溶けにくい成分を溶かし、化粧水などに均一に配合する溶媒として使われます。

2.メタノール(メチルアルコール)は、消毒・殺菌作用を持ち、化粧品に配合される。
誤りで、これが正答。
メタノールは人体への毒性が強く、消毒目的で化粧品に配合する安全なアルコールではありません。

3.セタノール(セチルアルコール)は、高級アルコールの一種で、乳化助剤として用いられる。
正しい。
セタノールは高級アルコールで、乳化を助け、クリームなどの粘度や使用感を整える原料です。

4.グリセリンは、天然の油脂を分解して得られるアルコールの一種である。
正しい。
グリセリンは天然油脂の加水分解などで得られる多価アルコールで、高い吸湿性から保湿剤として広く使われます。

覚えるポイント

  • エタノール=溶媒、メタノール=毒性が強く化粧品に使わない。
  • セタノール=高級アルコール・乳化助剤。
  • グリセリン=多価アルコール・保湿剤。

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