51G25|第51回 美容師国家試験 過去問
消毒薬水溶液の調製に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
消毒薬水溶液の濃度計算です。原液の濃度・量と、仕上がり量の関係を確認します。
解説
使う考え方
希釈後の濃度 = 原液の濃度 × 原液量 / 仕上がり量
仕上がり量 = 原液量 + 加える水の量
選択肢4を計算します。
数値の整理
原液の濃度 5%、原液量 10 mL、加える水 990 mL
仕上がり量
10 + 990 = 1000 mL
代入と計算
5 × 10 / 1000 = 0.05
結果の意味
0.05%グルコン酸クロルヘキシジン水溶液になります。これは規則が定める0.05%以上の条件を満たします。
単位・濃度計算のポイント
「水を〇 mL 加える」と「全体を〇 mL にする」は意味が違います。
前者では仕上がり量が原液量の分だけ増えます。
選択肢の確認
1.0.1%両性界面活性剤水溶液1000mLを調製するためには、水980mLに10%両性界面活性剤20mLを加える。
誤り。
10 × 20 / 1000 = 0.2 となり、0.2%になります。0.1%にするには原液10 mLに水990 mLです。
2.10%逆性石けん20mLに水980mLを加えると、0.1%逆性石けん水溶液になる。
誤り。
10 × 20 / 1000 = 0.2 で、0.2%逆性石けん水溶液になります。
3.0.1%次亜塩素酸ナトリウム水溶液1000mLを調製するためには、水990mLに5%次亜塩素酸ナトリウム10mLを加える。
誤り。
5 × 10 / 1000 = 0.05 で、0.05%にしかなりません。0.1%にするには5%原液が20 mL必要です。
4.5%グルコン酸クロルヘキシジン10mLに水990mLを加えると、0.05%グルコン酸クロルヘキシジン水溶液になる。
正しい。
5 × 10 / 1000 = 0.05 となり、0.05%水溶液になります。
覚えるポイント
- 希釈後の濃度 = 原液の濃度 × 原液量 / 仕上がり量。
- 「水を加える」場合、仕上がり量は原液量+水の量。
- 規則の基準は逆性石けん・両性界面活性剤が0.1%以上、グルコン酸クロルヘキシジンが0.05%以上、次亜塩素酸ナトリウムが0.1%以上(血液付着時)。