51G52|第51回 美容師国家試験 過去問
文化論及び美容技術理論ヘアカッティング・パーマ・カラーヘアカラーリング
酸化染毛剤に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正答
1
この問題のポイント
酸化染毛剤の塗布順序と、毛髪の状態による染まり方の違いが問われています。
解説
染毛では、染まりにくい部分から先に塗布して時間を確保するのが原則です。
- 全体を暗く染める場合……明るい部分ほど暗くなるまでに時間がかかるため、毛髪の色が明るい部分から塗布します。
- 全体を明るく染める場合……暗い部分(多くは根元の新生部)から塗布します。
毛髪の状態による違いも重要です。
- 損傷毛……薬剤が入りやすく、色素も抜けやすいため、明るく(あるいは色が濃く沈んで)出やすい傾向があり、暗く出やすいとは限りません。
- バージンヘア……未処理の健康毛。毛先まで損傷が少なく、特に毛先が染まりやすいわけではありません。むしろ根元の体温がある部分のほうが反応が進みやすくなります。
- 白髪……メラニンがなく、染まりにくいため、放置時間はむしろ長めにとります。
技術のポイント
塗布順序は「染まりにくいところから先に」が原則です。
根元は体温で反応が速く進むため、リタッチでは塗り分けが必要になります。
選択肢の確認
1.全体を暗く染める場合は、毛髪の色が明るい部分から塗布する。
正しい。
明るい部分ほど暗くなるまでに時間がかかるため、先に塗布します。
2.全体を明るく染める場合は、損傷のある部分の毛髪の色は暗く出やすい。
誤り。
損傷部は薬剤が入りやすく、暗く出やすいとは限りません。
3.バージンヘアは、毛先が染まりやすい。
誤り。
バージンヘアでは毛先が特に染まりやすいということはありません。
4.白髪は染まりやすいので、放置時間を短めにする。
誤り。
白髪はメラニンがなく染まりにくいため、放置時間を短くするのは適切ではありません。
覚えるポイント
- 塗布は染まりにくい部分から。暗く染めるなら明るい部分から。
- 白髪は染まりにくい。
- 根元は体温で反応が進みやすい。