52G12|第52回 美容師国家試験 過去問
衛生管理公衆衛生・環境衛生人口統計
人口動態統計に関する次の文章の[ ]内に入る語句の組合せのうち、正しいものはどれか。 「2000年から2015年までのわが国の[A]は上昇傾向にあるが、[B]の異なる集団間の比較に用いられる[C]は低下傾向にある。」
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
粗死亡率と年齢調整死亡率の推移の違いが問われる空欄補充問題です。
解説
2つの死亡率の性質を整理します。
- 粗死亡率……人口に対する1年間の死亡数。年齢構成の影響を受けるため、高齢化が進むと上昇します。
- 年齢調整死亡率……年齢構成の違いを補正した死亡率。医療の進歩や生活習慣の改善により、低下傾向にあります。
2000年から2015年までのわが国では、高齢化により粗死亡率は上昇する一方、年齢調整死亡率は低下しています。年齢構成の異なる集団の比較に用いられるのは年齢調整死亡率です。
空欄を埋めると、A は粗死亡率、B は年齢構成、C は年齢調整死亡率となります。
美容師国試ではここを押さえる
「実際の死亡の多さ」=粗死亡率、「集団を公平に比較する」=年齢調整死亡率。
高齢化が進むと2つの指標は逆方向に動きます。
選択肢の確認
1.A 粗死亡率 ─ B 生活習慣 ─ C 年齢調整死亡率
誤り。
A と C は正しいものの、比較のために補正するのは年齢構成です。
2.A 粗死亡率 ─ B 年齢構成 ─ C 年齢調整死亡率
正しい。
粗死亡率は上昇、年齢構成の違いを補正した年齢調整死亡率は低下しています。
3.A 年齢調整死亡率 ─ B 生活習慣 ─ C 粗死亡率
誤り。
上昇と低下が逆であり、B も誤りです。
4.A 年齢調整死亡率 ─ B 年齢構成 ─ C 粗死亡率
誤り。
B は正しいものの、A と C が入れ替わっています。
覚えるポイント
- 粗死亡率は年齢構成の影響を受け、高齢化で上昇する。
- 年齢調整死亡率は年齢構成を補正した指標で、集団間の比較に用いる。
- 近年、粗死亡率は上昇、年齢調整死亡率は低下している。