52G32|第52回 美容師国家試験 過去問
保健皮膚科学皮膚付属器官
皮膚付属器官に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
皮膚付属器官(毛母、立毛筋、脂腺、汗腺)の分布と働きが問われています。
解説
主な付属器官の特徴は次のとおりです。
- 毛母……毛球の中にあり、細胞の分裂増殖が盛んに行われて毛の細胞がつくられます。色素細胞も存在し、メラニンを毛に供給します。
- 立毛筋……毛包に付着する平滑筋ですが、すべての毛包に付いているわけではありません。眉毛、睫毛、腋毛などには付いていません。
- 独立脂腺……毛包に付属せず皮膚表面に直接開口する脂腺で、口唇、口腔粘膜、眼瞼(マイボーム腺)、乳輪などにあります。
- 手掌・足底……脂腺がなく、体温調節を担うエクリン腺が多く分布しています。
美容師国試ではここを押さえる
立毛筋がない毛(眉毛・睫毛など)があること、
手掌・足底に脂腺がないことは、いずれも頻出の例外です。
選択肢の確認
1.毛母では細胞の分裂増殖がさかんに行われ、毛の細胞がつくられている。
記述としては正しい。
毛母は毛をつくる部分です。
2.すべての毛包に立毛筋が付いている。
正答。記述としては誤り。
眉毛や睫毛など、立毛筋が付いていない毛包もあります。
3.独立脂腺は、口唇、口腔粘膜、眼瞼(がんけん)、乳輪などにある。
記述としては正しい。
独立脂腺の分布として適切です。
4.手掌や足底には脂腺はないが、エクリン腺が多く分布している。
記述としては正しい。
手掌・足底には脂腺がなく、エクリン腺が多く分布します。
覚えるポイント
- 立毛筋はすべての毛包にあるわけではない。
- 独立脂腺は口唇、口腔粘膜、眼瞼、乳輪にある。
- 手掌・足底には脂腺がなく、エクリン腺が多い。
- 毛母が毛をつくり、色素細胞がメラニンを供給する。