53G34|第53回 美容師国家試験 過去問
保健皮膚科学皮膚の保健
皮膚の状態と体内病変に関する次の組合せのうち、誤っているものはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
全身の病変と皮膚に現れる変化の対応が問われています。
解説
全身疾患は皮膚に特徴的な変化として現れます。
- 黄疸 ─ 肝臓障害……ビリルビンの増加により、皮膚や眼球結膜が黄色くなります。
- ニキビ ─ 便秘……便秘は腸内環境の悪化を通じてニキビの悪化要因となることが知られています。
- 潰瘍 ─ 糖尿病……血流障害と神経障害、感染への抵抗力低下により、足などに治りにくい潰瘍を生じます。
- かゆみ……肝臓障害、腎不全、糖尿病、悪性リンパ腫、乾燥などで起こります。心臓病に特徴的な皮膚症状ではありません。
**心臓病に特徴的な皮膚の変化は、チアノーゼ(皮膚や口唇が紫色になる)とむくみ(浮腫)**です。
ひっかけポイント
かゆみは肝臓・腎臓の障害でよくみられます。
心臓病ではチアノーゼを思い浮かべます。
選択肢の確認
1.黄疸 ─ 肝臓障害
記述としては正しい。
ビリルビンの増加による皮膚と眼球結膜の黄染です。
2.ニキビ ─ 便秘
記述としては正しい。
便秘はニキビの悪化要因となります。
3.潰瘍 ─ 糖尿病
記述としては正しい。
糖尿病では治りにくい潰瘍を生じます。
4.かゆみ ─ 心臓病
正答。記述としては誤り。
かゆみは肝臓障害や腎不全などでみられます。心臓病に特徴的なのはチアノーゼやむくみです。
覚えるポイント
- 黄疸=肝臓障害。
- 潰瘍=糖尿病(血流障害と神経障害)。
- かゆみ=肝臓・腎臓の障害など。
- 心臓病=チアノーゼ・むくみ。