53G35|第53回 美容師国家試験 過去問
保健皮膚科学皮膚疾患
皮膚の感染症とその原因に関する次の組合せのうち、誤っているものはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
皮膚感染症の原因となる病原体の対応が問われています。
解説
主な皮膚感染症の原因を整理します。
- 単純性疱疹(単純ヘルペス)……単純ヘルペスウイルスによる。口唇や陰部に小さな水疱ができ、再発を繰り返します。
- 伝染性軟属腫(水いぼ)……**伝染性軟属腫ウイルス(ポックスウイルスの一種)による。中央がくぼんだ小さな光沢のある丘疹ができます。ブドウ球菌ではありません。ブドウ球菌が原因なのは伝染性膿痂疹(トビヒ)**です。
- ケルズス禿瘡……**白癬菌(真菌)**による頭部の深在性白癬。強い炎症を伴い、膿を出し、脱毛を残すことがあります。
- 疥癬……ヒゼンダニの寄生による。強いかゆみを伴い、接触で感染します。
ひっかけポイント
伝染性軟属腫(水いぼ)=ウイルス、
伝染性膿痂疹(トビヒ)=細菌(ブドウ球菌など)。名前が似ていますが原因が違います。
選択肢の確認
1.単純性疱疹(ほうしん) ─ ウイルス
記述としては正しい。
単純ヘルペスウイルスによります。
2.伝染性軟属腫 ─ ブドウ球菌
正答。記述としては誤り。
伝染性軟属腫(水いぼ)はウイルスによるものです。ブドウ球菌が原因なのは伝染性膿痂疹(トビヒ)です。
3.ケルズス禿瘡(とくそう) ─ 白癬(はくせん)菌
記述としては正しい。
白癬菌による頭部の深在性白癬です。
4.疥癬(かいせん) ─ ダニ
記述としては正しい。
ヒゼンダニの寄生によります。
覚えるポイント
- 単純性疱疹・伝染性軟属腫=ウイルス。
- 伝染性膿痂疹(トビヒ)=細菌(ブドウ球菌など)。
- ケルズス禿瘡・頭部白癬=白癬菌(真菌)。
- 疥癬=ヒゼンダニ。