49G35|第49回 美容師国家試験 過去問
保健皮膚科学皮膚疾患
次の疾患のうち、感染性の皮膚疾患に該当するものはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
感染性の皮膚疾患と非感染性の皮膚疾患の区別が問われています。
解説
それぞれの疾患の性質を整理します。
- アトピー性皮膚炎……アレルギー素因と皮膚バリア機能の低下による慢性の湿疹。感染性ではありません。
- 尋常性乾癬……表皮の増殖が異常に速まり、銀白色の鱗屑を伴う紅斑を生じる疾患。感染しません。
- 尋常性白斑……メラノサイトが減少・消失して皮膚が白く抜ける疾患。感染しません。
- 頭部白癬(シラクモ)……**白癬菌(真菌)**の感染による疾患。感染性であり、接触や用具の共用でうつります。
美容所では、頭部白癬のような感染性疾患がある場合、器具やタオルを介した感染を防ぐため、消毒の徹底が必要です。
衛生管理上のポイント
「〜癬」でも、白癬は真菌、乾癬は非感染性です。
名前が似ていても性質が違うので、原因で区別します。
選択肢の確認
1.アトピー性皮膚炎
誤り。
アレルギー素因を背景とした慢性湿疹であり、感染性ではありません。
2.尋常性乾癬(かんせん)
誤り。
表皮の異常な増殖による疾患で、人にうつりません。
3.尋常性白斑
誤り。
メラノサイトの減少・消失による色素脱失であり、感染性ではありません。
4.頭部白癬(はくせん)
正しい。
白癬菌という真菌の感染によるもので、感染性の皮膚疾患です。
覚えるポイント
- 白癬(シラクモ)は真菌感染で感染性。
- 乾癬・白斑・アトピー性皮膚炎は非感染性。
- 感染性疾患では器具とタオルの消毒が重要。