53G36|第53回 美容師国家試験 過去問
香粧品化学香粧品の基礎香粧品と水・化学の基礎
アルコールに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
アルコールの分類と性質が問われています。
解説
アルコールは炭素数によって分類されます。
- 低級アルコール……炭素数が少なく、常温で液体。水とよく混じり合います。エタノール(エチルアルコール)、メタノール、2-プロパノール(イソプロピルアルコール)など。
- 高級アルコール……炭素数が多く、常温で固体のものが多い。セタノール(セチルアルコール)、ステアリルアルコールなど。乳化の安定化に用いられます。
香粧品での扱いは次のとおりです。
- エタノール……水とよく混じり合い、溶剤、清涼感の付与、防腐の補助として広く用いられます。
- メタノール……毒性が強く、香粧品への配合は禁止されています。誤飲すると失明や死に至ることがあります。
- 2-プロパノール(イソプロピルアルコール)……香粧品に配合できます。禁止されていません。
安全上の注意点
メタノールは香粧品に使えません。名前が似ているエタノールと混同しないようにします。
選択肢の確認
1.セタノール(セチルアルコール)は、低級アルコールである。
誤り。
セタノールは炭素数の多い高級アルコールです。
2.メタノール(メチルアルコール)は、溶媒として化粧水に用いられる。
誤り。
メタノールは毒性が強く、香粧品への配合が禁止されています。
3.2-プロパノール(イソプロピルアルコール)は、香粧品への配合が禁止されている。
誤り。
2-プロパノールは香粧品に配合できます。
4.エタノール(エチルアルコール)は、水とよく混じり合う。
正しい。
エタノールは水とよく混和し、溶剤として広く用いられます。
覚えるポイント
- 高級アルコール=炭素数が多い(セタノールなど)。
- エタノールは水と混和し、香粧品に広く用いられる。
- メタノールは香粧品に配合禁止。毒性が強い。