53G54|第53回 美容師国家試験 過去問
文化論及び美容技術理論日本髪・着付け・ネイル等まつ毛エクステンション
まつ毛エクステンションによる接触皮膚炎に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
まつ毛エクステンションによる接触皮膚炎の性質が問われています。
解説
接触皮膚炎は大きく2つに分かれます。
刺激性接触皮膚炎
- 原因物質そのものの刺激で起こります。
- 誰にでも起こり得、初回の施術でも発症します。
- 濃度や接触時間に依存し、**片側性(接触した側だけ)**に出ることもあります。
アレルギー性接触皮膚炎
- 免疫反応(遅延型アレルギー)によります。
- 感作が成立した人に起こり、微量でも発症します。
- 反応は接触後6〜48時間ほど遅れて出るのが特徴で、数分で必ず現れるものではありません。
- 過去に発症しなかった物質でも、感作が成立すれば発症します。
したがって「刺激性の接触皮膚炎では片側性のこともある」という記述が正しいものです。
安全上の注意点
グルーやリムーバーによる症状は時間をおいて現れることがあります。
施術直後に問題がなくても、異常が出たら医療機関の受診を勧めます。
選択肢の確認
1.初回の施術では接触皮膚炎を発病することはない。
誤り。
刺激性接触皮膚炎は初回でも起こり得ます。
2.過去にアレルギー性の接触皮膚炎を発病しなかった物質では発病することはない。
誤り。
感作が成立すれば、以前は問題なかった物質でも発症します。
3.グルーやリムーバーによるアレルギー反応は、施術後、数分で必ず現われる。
誤り。
アレルギー性接触皮膚炎は遅延型で、6〜48時間ほど遅れて現れます。
4.刺激性の接触皮膚炎の場合は、片側性のこともある。
正しい。
刺激物が接触した側だけに症状が出ることがあります。
覚えるポイント
- 刺激性……誰にでも、初回でも起こる。濃度と接触時間に依存。片側性もあり得る。
- アレルギー性……感作後に微量でも発症。遅延型で6〜48時間後に出る。
- 過去に問題なくても新たに感作されることがある。