7AM4|第7回 公認心理師国家試験 過去問
刺激と反応の間の媒介変数として習慣強度を設定し、行動を説明した人物に該当するものを1つ選べ。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、学習心理学史における行動主義の代表的人物と理論用語が問われています。
キーワードは、「刺激と反応の間」「媒介変数」「習慣強度」です。
解説
C. L. Hull は、新行動主義の代表的人物の一人です。刺激と反応の単純な結びつきだけでなく、反応傾向を説明するために、動因、習慣強度、誘因などの媒介変数を仮定しました。
習慣強度は、刺激と反応の結合の強さを表す概念として整理できます。反応が強化されるほど、同じ刺激状況で同じ反応が生じやすくなるという考え方です。
ひっかけポイント
行動主義の人物は混同しやすいです。Skinner はオペラント条件づけ、Tolman は認知地図や潜在学習、Hull は習慣強度と媒介変数、と対応させて覚えます。
選択肢の確認
1.B. F. Skinner
判定:適切とはいえない。
B. F. Skinner は、オペラント条件づけを体系化した人物です。強化随伴性によって行動が変化することを重視しましたが、習慣強度を媒介変数として設定した人物ではありません。
2.C. L. Hull
判定:最も適切。
C. L. Hull は、刺激と反応の間に媒介変数を設定し、習慣強度などの概念を用いて行動を説明しました。問題文の説明に該当します。
3.E. C. Tolman
判定:適切とはいえない。
E. C. Tolman は、目的論的行動主義、認知地図、潜在学習などで知られます。刺激と反応の間に認知的過程を想定した点では関連しますが、習慣強度を設定した人物としてはC. L. Hull が適切です。
4.E. R. Guthrie
判定:適切とはいえない。
E. R. Guthrie は、接近条件づけ、つまり刺激と反応の時間的接近を重視した学習理論で知られます。習慣強度を媒介変数として行動を説明した人物ではありません。
5.J. B. Watson
判定:適切とはいえない。
J. B. Watson は、古典的な行動主義を提唱した人物です。観察可能な刺激と反応を重視しましたが、習慣強度という媒介変数を設定した人物ではありません。
覚えるポイント
- C. L. Hull は、習慣強度、動因、媒介変数と関連づけて覚えます。
- B. F. Skinner は、オペラント条件づけと強化随伴性です。
- E. C. Tolman は、認知地図や潜在学習です。