7AM6|第7回 公認心理師国家試験 過去問
ある事柄に対する印象やイメージを複数の形容詞対を用いて段階的に評定させる方法として、最も適切なものを1つ選べ。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、印象やイメージを測定する評定法が問われています。
キーワードは、「複数の形容詞対」と「段階的に評定」です。
解説
SD 法は、Semantic Differential method の略で、ある対象に対する印象やイメージを、複数の形容詞対を用いて測定する方法です。
たとえば、「明るい−暗い」「親しみやすい−親しみにくい」「強い−弱い」などの両極の形容詞対を提示し、その間の段階上で対象の印象を評定してもらいます。
広告、人物、商品、場所、概念などに対するイメージ測定で用いられます。単に好き嫌いを選ばせるのではなく、対象の意味や印象の構造を多面的に把握できる点が特徴です。
ひっかけポイント
「形容詞対」と「段階評定」が出たら、まず SD 法 を考えます。順位をつける方法や、2つを比較する方法とは区別します。
選択肢の確認
1.SD 法
判定:最も適切。
複数の形容詞対を用いて、対象に対する印象やイメージを段階的に評定させる方法です。問題文の説明に合致します。
2.順位法
判定:適切とはいえない。
順位法は、複数の対象を好ましさや重要度などに基づいて順位づけさせる方法です。形容詞対を使って段階的に印象を評定する方法ではありません。
3.一対比較法
判定:適切とはいえない。
一対比較法は、複数の対象から2つずつ組み合わせて提示し、どちらがより当てはまるか、好ましいかなどを比較させる方法です。形容詞対による段階評定ではありません。
4.多肢選択法
判定:適切とはいえない。
多肢選択法は、複数の選択肢の中から該当するものを選ばせる形式です。印象を形容詞対の尺度上で評定する方法ではありません。
5.二項選択法
判定:適切とはいえない。
二項選択法は、「はい・いいえ」や「ある・ない」のように、2つの選択肢から1つを選ばせる方法です。複数の形容詞対を用いた段階評定ではありません。
覚えるポイント
- SD 法は、形容詞対を使って印象やイメージを測定します。
- 「明るい−暗い」のような両極尺度を段階的に評定させます。
- 順位法、一対比較法、多肢選択法、二項選択法との違いを押さえます。