7PM111|第7回 公認心理師国家試験 過去問
心理教育的援助サービスにおける、一次的援助サービスとして、最も適切なものを 1 つ選べ。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、学校心理学や教育相談で用いられる心理教育的援助サービスの段階が問われています。
キーワードは、一次的援助サービスです。
解説
心理教育的援助サービスでは、援助の対象や目的に応じて、一次的、二次的、三次的な援助として整理されます。
一次的援助サービスは、すべての児童生徒を対象に、発達を促進し、問題の予防や成長の支援を行うものです。したがって、最も適切なのは開発的カウンセリングです。
開発的カウンセリングは、特定の問題が起きてから治療的に対応するというよりも、児童生徒の自己理解、対人関係、学習、進路、社会性などを育てる予防的・発達促進的な支援です。
教育領域のポイント
一次的援助は全員対象、二次的援助は一部のリスクがある児童生徒、三次的援助は深刻な問題を抱える児童生徒への個別的・専門的支援として整理します。
選択肢の確認
1.開発的カウンセリング
判定:最も適切。
開発的カウンセリングは、すべての児童生徒を対象に、発達や成長を促進し、問題を予防する支援です。心理教育的援助サービスにおける一次的援助サービスとして適切です。
2.行動的カウンセリング
判定:適切とはいえない。
行動的カウンセリングは、行動理論に基づき、具体的な行動の変容を目指す支援です。問題行動への介入として有用ですが、一次的援助サービス全体を表す用語としては開発的カウンセリングが適切です。
3.折衷的カウンセリング
判定:適切とはいえない。
折衷的カウンセリングは、複数の理論や技法を組み合わせて行うカウンセリングです。支援方法の選択に関する考え方であり、一次的援助サービスを表す用語ではありません。
4.治療的カウンセリング
判定:適切とはいえない。
治療的カウンセリングは、すでに生じている心理的問題や症状への対応を重視します。一次的援助というより、より個別的・専門的な二次的または三次的支援に近い考え方です。
5.問題解決的カウンセリング
判定:適切とはいえない。
問題解決的カウンセリングは、特定の問題の整理や解決を支援する方法です。一次的援助サービスとしての全員対象の発達促進的支援を表す用語ではありません。
覚えるポイント
- 一次的援助サービスは、すべての児童生徒を対象にした予防的・発達促進的支援です。
- 一次的援助には、開発的カウンセリングが対応します。
- 治療的カウンセリングは、問題が生じた後の個別的・専門的支援として整理します。