36Q69|第36回 社会福祉士国家試験 過去問
「ホームレスの実態に関する全国調査」(厚生労働省)に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。 (注) 「ホームレスの実態に関する全国調査」(厚生労働省)とは、「ホームレスの実態に関する全国調査(概数調査)」(2023年(令和5年))及び「ホームレスの実態に関する全国調査(生活実態調査)」(2021年(令和3年))を指している。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
2023年概数調査では人数が減少し男性が大多数です。2021年生活実態調査では高齢化・長期化が進み、路上生活10年以上の割合が増えました。
解説
2023年概数調査では、確認された全国のホームレス数は3,065人で、2022年より減少し、性別では男性が大多数を占めました。2021年生活実態調査では平均年齢が63.6歳で、2016年調査の61.5歳より上昇しています。また、今回の路上生活期間が10年以上の割合は38.8%で、2016年調査の34.6%より増加し、長期化が示されました。生活保護を利用したことが「ある」は31.7%で、約7割ではありません。概数調査は目視による人数・性別等、生活実態調査は面接による年齢、期間、制度利用等を把握するため、調査種類と比較年を区別します。
選択肢の確認
1.概数調査によれば、全国のホームレス数は2022年に比べて増加している。
誤り。2023年に確認されたホームレス数は3,065人で、2022年の3,448人から減少しています。
2.概数調査によれば、性別人数では男性より女性が多数を占めている。
誤り。確認数は男性が女性を大幅に上回り、女性が男性より多数を占めるとの説明は逆です。
3.生活実態調査によれば、ホームレスの平均年齢は2016年調査に比べて低下している。
誤り。平均年齢は2021年63.6歳で、2016年61.5歳より上昇しており、低下ではありません。
4.生活実態調査によれば、路上生活期間「10年以上」は2016年調査に比べて増加している。
正答。正しい記述です。今回の路上生活期間10年以上の割合は2021年38.8%で、2016年34.6%から増加しました。
5.生活実態調査によれば、「生活保護を利用したことがある」と回答した人は全体の約7割程度である。
誤り。生活保護の利用経験が「ある」と回答した割合は31.7%で、全体のおよそ3割であり約7割ではありません。
覚えるポイント
2023概数は3,065人で減少・男性多数。2021実態は平均63.6歳、路上10年以上38.8%、生活保護利用経験31.7%です。