35AM62|第35回 臨床工学技士国家試験 過去問
患者管理や検査報告など、医療情報交換のための標準規約はどれか。
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正解: 2
正答
2
公式正答は 2 です。正答内容は HL7 です。
この問題のポイント
医療情報の「交換規約」と「情報システム」を分け、さらに規約が扱う中心対象を比較します。部門を跨ぐ患者管理、オーダ、検査結果・報告などのメッセージ交換を広く標準化するのはHL7です。
解説
HL7(Health Level Seven)は、患者の基本情報、入退院・移動、オーダ、検査結果、報告などを医療情報システム間で交換するための標準規約であり、本問の「患者管理や検査報告」に最も直接対応します。DICOMも患者情報や検査属性を画像と結び付けて保存・通信し、画像関連のワークフロー情報をやりとりする標準ですが、中心対象は医用画像とその付帯情報です。MFERは心電図などの医用波形の記述・交換規約です。PACSは医用画像の保存・配信・参照を行うシステム、RISは放射線部門の予約・受付・実施・報告などを管理するシステムであり、どちらも交換規約自体の名称ではありません。
選択肢の確認
選択肢1:DICOM
正答ではありません。 DICOMは医用画像と患者・検査属性、画像関連ワークフローの保存・通信を中心とし、本問の部門横断的なメッセージ交換はHL7が中心です。
選択肢2:HL7
正答です。 HL7は患者管理、オーダ、検査結果・報告などを異なる医療情報システム間で標準化して交換する規約で、設問の対象に合致します。
選択肢3:MFER
正答ではありません。 MFERは心電図、脳波、脈波などの医用波形情報を機器やシステム間で記述・交換するための規約で、患者管理全般を中心としません。
選択肢4:PACS
正答ではありません。 PACSは医用画像を取得し、保存・配信・参照するPicture Archiving and Communication Systemであり、データ交換の標準規約の名称ではありません。
選択肢5:RIS
正答ではありません。 RISは放射線部門の検査予約、受付、実施状況、報告などを管理するRadiology Information Systemであり、交換規約そのものではありません。
覚えるポイント
- HL7は患者管理・オーダ・結果報告などのメッセージ交換を部門横断的に扱います。
- DICOMは医用画像とその患者・検査属性、MFERは医用波形を中心に扱います。
- PACSとRISはシステム名、HL7・DICOM・MFERは標準規約と大きく分けます。
掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。
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