35AM81|第35回 臨床工学技士国家試験 過去問
材料のヤング率を求めるために材料に加える負荷はどれか。 a.圧縮荷重 b.引張り荷重 c.せん断荷重 d.曲げモーメント e.ねじりモーメント
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正解: 1
正答
1
公式正答は 1 です。正答内容は a、b です。
この問題のポイント
Young率Eは、線形弾性域における単軸の垂直応力σと縦ひずみεの比E=σ/εです。したがって定義に直接対応する負荷は圧縮と引張りです。
解説
各記述は、a圧縮荷重:○、b引張り荷重:○、cせん断荷重:×、d曲げモーメント:本問の定義上×、eねじりモーメント:×です。単軸圧縮・引張りで荷重を断面積で割って垂直応力を、長さ変化から縦ひずみを求め、その傾きからYoung率を得ます。
せん断変形とねじりは主にせん断弾性率 Gに対応します。曲げでは断面内に引張り・圧縮応力が分布し、ビーム理論と荷重―たわみ関係からYoung率や曲げ弾性率を推定できます。したがって曲げ試験でYoung率を求められないという意味ではなく、本問はYoung率の定義へ直接対応する単軸負荷を問うています。
各肢の最終判定は、a:正しい、b:正しい、c:誤り、d:誤り、e:誤りです。
選択肢の確認
選択肢1:a、b
正答です。 圧縮と引張りはいずれも垂直応力と縦ひずみを与え、Young率の定義へ直接対応します。
選択肢2:a、e
正答ではありません。 aは正しい一方、eのねじりから直接得る基本係数はせん断弾性率です。
選択肢3:b、c
正答ではありません。 bは正しいですが、cのせん断応力とせん断ひずみの比はせん断弾性率です。
選択肢4:c、d
正答ではありません。 cはせん断弾性率に対応します。dの曲げからEを推定することはできますが、単軸垂直応力による定義負荷そのものではありません。
選択肢5:d、e
正答ではありません。 曲げとねじりは複合的な応力分布・変形を扱い、本問が問うYoung率の直接的な定義負荷の組合せではありません。
覚えるポイント
- Young率E=垂直応力/縦ひずみです。
- せん断弾性率 G=せん断応力/せん断ひずみです。
- 曲げ試験からEを推定できても、定義負荷は単軸引張り・圧縮です。
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