35PM81|第35回 臨床工学技士国家試験 過去問

過去問題(分野未登録)第35回

図はある材料の応力-ひずみ線図である。E点で除負荷したときの永久ひずみを表すのはどれか。 ただし、一点鎖線はE点から除負荷したときの応力-ひずみ関係を、細い実線はD、E点から横軸に下ろした垂線を表す。

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正解: 4

正答

4

公式正答は 4 です。正答内容は OB です。

この問題のポイント

E点から除荷すると、ひずみは一点鎖線に沿って回復し、応力0で横軸上のB点へ到達します。除荷後にも残るひずみは原点OからBまでのOBで、これが永久ひずみです。

解説

図でCはE点から横軸へ下ろした垂線の足なので、OCはE点での全ひずみです。Eから除荷すると、初期の弾性直線とほぼ平行な一点鎖線に沿って応力・ひずみが減少し、応力0でBへ到達します。したがって除荷で回復する弾性ひずみはBC、除荷後に残留する塑性ひずみ・永久ひずみはOBです。関係は

​(OC=OB+BC)

​です。

AはD点から横軸へ下ろした垂線の足であり、OAやABはE点から除荷した後の横軸交点Bを原点から測った長さではありません。図からOAを「弾性範囲」、ABを「塑性変形の一部」などと独自に命名せず、永久ひずみの定義とEからの除荷線の交点だけで判定します。

選択肢の確認

選択肢1:OA

正答ではありません。 AはD点から下ろした垂線の足です。Eから除荷して応力0となる点はBであり、E除荷後の残留ひずみの端点と一致しません。

選択肢2:AB

正答ではありません。 ABは図上のA点とB点の間の長さです。永久ひずみは原点から除荷後の横軸交点Bまで測るため、ABではありません。

選択肢3:BC

正答ではありません。 BCはE点の全ひずみOCのうち、除荷線に沿って応力0まで戻る弾性回復分です。除荷後に残る永久ひずみではありません。

選択肢4:OB

正答です。 Eから一点鎖線に沿って除荷し、応力が0となった横軸交点がBです。原点OからBまでのOBが除荷後にも残る永久ひずみです。

選択肢5:OC

正答ではありません。 OCは荷重がE点にあるときの全ひずみです。除荷するとBCだけ弾性回復し、残るのは (OC-BC=OB) です。

覚えるポイント

  • 永久ひずみは、塑性域から除荷して応力0となった横軸交点までのひずみ。
  • E点の全ひずみはOC、弾性回復分はBC、残留する永久ひずみはOB。
  • 図の区間名を推測せず、除荷線と横軸の交点を追って判定する。

掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。

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