36AM49|第36回 臨床工学技士国家試験 過去問

過去問題(分野未登録)第36回

起電力E[V]、内部抵抗r[Ω]の電池2個と可変抵抗R[Ω]を直列に接続した回路がある。可変抵抗で消費される電力が最大になるようにRの値を調整した。 このとき、回路に流れる電流I[A]を表す式として正しいのはどれか。

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正解: 1

正答

1

公式正答は 1 です。正答内容は E/(2r) です。

この問題のポイント

直列接続された2つの電池の起電力と内部抵抗を考慮し、可変抵抗で最大電力を得るための電流を求める。最大電力伝送条件(R=電源側の内部抵抗)を用いる。

解説

直列接続された2つの電池の起電力は2E、内部抵抗は2rとなる。可変抵抗Rで最大電力を得るためには、Rが電源側の内部抵抗(2r)と等しくなる必要がある。このとき、回路全体の抵抗は2r(内部抵抗)+2r(可変抵抗)=4rとなる。電流Iはオームの法則よりI=2E/(4r)=E/(2r)となる。この結果は選択肢1に一致する。他の選択肢はこの計算過程と一致しない。

選択肢の確認

選択肢1:E/(2r)

正答です。 選択肢1は、直列接続された電池の起電力が2E、内部抵抗が2rであり、最大電力伝送条件(R=2r)を満たすため、電流I=2E/(2r+2r)=E/(2r)と一致するため正しい。

選択肢2:3E/(4r)

正答ではありません。 最大電力条件R = 2rを代入した電流はI = 2E/(2r + 2r) = E/(2r)であり、3E/(4r)はこの正式の結果に一致しません。

選択肢3:9E/(10r)

正答ではありません。 起電力2E、内部抵抗2r、最大電力時の負荷2rから得るI = E/(2r)と比較すると9E/(10r)は一致しないため誤りです。

選択肢4:E/r

正答ではありません。 正しい最大電力伝送条件ではI = 2E/(2r + 2r) = E/(2r)であり、E/rはその2倍です。式への代入結果と一致しないため誤りです。

選択肢5:3E/(2r)

正答ではありません。 起電力2Eを全抵抗4rで割った正式I = E/(2r)に対し、3E/(2r)は3倍であり、最大電力条件から得られる値ではありません。

覚えるポイント

  • 直列接続された電池の起電力は個数分の和、内部抵抗も同様に加算される。
  • 最大電力伝送条件は、負荷抵抗が電源側の内部抵抗と等しいときに成立する。
  • オームの法則I=V/Rを用いて電流を計算する際、全体の抵抗を正確に求めることを忘れない。

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