37AM3|第37回 臨床工学技士国家試験 過去問
人体の構造と機能細胞・代謝・薬理細胞小器官・ATP・糖質/脂質代謝・ADME
薬物動態の過程として適切でないのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、薬物動態の基本であるADMEが問われています。
ADMEとは、薬物が体内でたどる過程を表す用語です。
- Absorption:吸収
- Distribution:分布
- Metabolism:代謝
- Excretion:排泄
解説
薬物動態とは、投与された薬物が体内に入り、どこへ分布し、どのように変化し、どのように体外へ出ていくかを扱う考え方です。
基本は次の4つです。
- 吸収:薬物が投与部位から血液中へ入る過程
- 分布:血液によって薬物が各組織へ運ばれる過程
- 代謝:主に肝臓などで薬物が化学的に変化する過程
- 排泄:腎臓や胆汁などを介して体外へ出る過程
合成は薬物動態の基本過程には含まれません。
ひっかけポイント
薬物に関係する言葉でも、「合成」は体内での薬物の動きであるADMEには含まれません。
選択肢の確認
1.薬物動態の過程として適切です。
吸収は、薬物が体内へ取り込まれる過程です。経口薬では消化管から血液中へ入る過程が代表的です。
2.薬物動態の過程として適切です。
分布は、血液中に入った薬物が臓器や組織へ移行する過程です。
3.正答。薬物動態の過程としては適切ではありません。
合成は、薬物が体内で移動・変化・排泄される過程を示すADMEには含まれません。
4.薬物動態の過程として適切です。
代謝は、薬物が肝臓などで化学的に変化する過程です。
5.薬物動態の過程として適切です。
排泄は、薬物や代謝産物が尿、胆汁、呼気などを介して体外へ出る過程です。
覚えるポイント
- 薬物動態の基本は吸収・分布・代謝・排泄です。
- ADMEを日本語で言えるようにしておきます。
- 合成は薬物動態の基本過程ではありません。