37AM56|第37回 臨床工学技士国家試験 過去問
誤っているのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
この問題では、通信方式と伝送路の基本構造が問われています。
特に重要なのは、同軸ケーブルとツイストペアケーブルの違いです。
- 同軸ケーブル:中心導体、絶縁体、外部導体、被覆で構成される
- ツイストペアケーブル:2本の電線を対にして撚り合わせたケーブル
解説
無線通信では、主に電波を用いて情報を伝送します。医療現場では、小電力医用テレメータ、無線LAN、Bluetoothなど、電波を利用する機器が使われます。
アナログ通信では、信号が連続量として伝送されるため、伝送路での減衰や雑音の影響がそのまま信号品質に反映されやすくなります。
ディジタル通信では、信号を0と1のような離散的な情報として扱います。そのため、一定範囲内の雑音であれば元の信号を判定・復元しやすく、アナログ通信に比べて雑音に強い特徴があります。
光ファイバは、中心部のコアと、その周囲のクラッドで構成されます。屈折率の違いを利用して、光をコア内に閉じ込めて伝送します。
同軸ケーブルは、中心導体と外部導体が同じ軸を共有する構造です。外部導体はシールドとして働き、外来雑音の影響を受けにくい特徴があります。2本の電線を撚り合わせたものは同軸ケーブルではなく、ツイストペアケーブルです。
ひっかけポイント
「2本の電線を撚り合わせる」という表現は、同軸ケーブルではなくツイストペアケーブルです。同軸ケーブルは、中心導体と外部導体が同心円状に配置されます。
選択肢の確認
1.記述としては正しい。
無線通信は、主に電波を用いて情報を送受信します。医療機器でもテレメータや無線LANなどに利用されます。
2.記述としては正しい。
アナログ通信では、伝送路の抵抗、損失、距離などにより信号が減衰します。雑音の影響も受けやすくなります。
3.記述としては正しい。
光ファイバは、光が通るコアと、その周囲を覆うクラッドで構成されます。コアとクラッドの屈折率差により光を伝送します。
4.記述としては正しい。
ディジタル通信は、0と1の判定により情報を扱うため、アナログ通信に比べて雑音に強い特徴があります。
5.正答。記述としては誤り。
同軸ケーブルは、電線を2本対で撚り合わせたケーブルではありません。中心導体、絶縁体、外部導体、被覆からなる同軸構造のケーブルです。2本対で撚り合わせたものはツイストペアケーブルです。
覚えるポイント
- 無線通信は主に電波を用います。
- 光ファイバはコアとクラッドで構成されます。
- ディジタル通信はアナログ通信より雑音に強いです。
- 同軸ケーブルは、中心導体と外部導体が同じ軸をもつ構造です。
- 2本の電線を撚り合わせたケーブルはツイストペアケーブルです。