37PM59|第37回 臨床工学技士国家試験 過去問
SaaS(Software as a Service)型 ME 機器管理システムの利用開始に伴い、医療施設内で必須となるのはどれか。 a.クライアント端末の準備 b.システム専用サーバの設置 c.サーバアプリケーションのインストール d.バックアップ用記憶装置の設置 e.インターネットに接続できる環境の整備
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、SaaS型システムを利用するときに、医療施設内で必要になるものが問われています。
SaaSは、ソフトウェアを自施設内に構築するのではなく、クラウド上のサービスとして利用する形態です。
正しい小項目は、aとeです。
- a.クライアント端末の準備
- e.インターネットに接続できる環境の整備
解説
SaaS、Software as a Serviceは、クラウド上で提供されるソフトウェアをネットワーク経由で利用する方式です。
ME機器管理システムがSaaS型で提供される場合、医療施設内にシステム専用サーバを設置したり、サーバアプリケーションをインストールしたりする必要は通常ありません。
利用者は、パソコンやタブレットなどのクライアント端末から、Webブラウザや専用クライアントを通じてサービスへアクセスします。
そのため、医療施設内で必須となるのは、操作に用いるクライアント端末と、サービスに接続するためのインターネット環境です。
バックアップ用記憶装置についても、SaaSではデータの保管やバックアップはサービス提供側で管理されることが多く、利用開始時に医療施設内へ必ず設置するものではありません。ただし、契約内容、データ保全、BCP、ログ取得などの確認は重要です。
医療情報での注意点
SaaS型システムでは、利便性だけでなく、認証、アクセス権限、通信暗号化、ログ管理、個人情報保護、障害時対応、データ所在、契約上の責任分担を確認します。
選択肢の確認
1.誤り。
選択肢1はa、bの組合せです。aは必要ですが、SaaS型では医療施設内にシステム専用サーバを設置することは通常必須ではありません。
2.正しい。
選択肢2はa、eの組合せです。SaaS型ME機器管理システムの利用には、クライアント端末とインターネット接続環境が必要です。
3.誤り。
選択肢3はb、cの組合せです。SaaS型では、専用サーバ設置やサーバアプリケーションのインストールは通常不要です。
4.誤り。
選択肢4はc、dの組合せです。サーバアプリケーションのインストールやバックアップ用記憶装置の施設内設置は、SaaS利用開始時に必須とはいえません。
5.誤り。
選択肢5はd、eの組合せです。eは必要ですが、dは必須ではありません。バックアップはサービス提供側の仕組みや契約で確認します。
覚えるポイント
- SaaSは、クラウド上のソフトウェアをサービスとして利用する形態です。
- 利用者側ではクライアント端末が必要です。
- SaaS利用にはインターネット接続環境が必要です。
- 自施設内の専用サーバ設置は通常不要です。
- 医療情報では、セキュリティ、契約、障害時対応、個人情報保護を確認します。