37PM38|第37回 臨床工学技士国家試験 過去問
JIS T 1022 の規定で誤っているのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、JIS T 1022における医用室の電気設備、特に医用接地方式が問われています。
ME機器を安全に使用するためには、保護接地、医用コンセント、医用接地センタ、接地極などを正しく理解する必要があります。
解説
JIS T 1022は、病院などの医用室における電気設備の安全に関係する規格です。
医用室では、ME機器の漏れ電流や故障時の感電リスクを低減するため、保護接地が重要です。ME機器を使用する医用室には、必要な保護接地設備を設けます。
ME機器に電源を供給する場合には、医用コンセントを使用します。医用コンセントは、一般用コンセントよりも医療環境での安全性を考慮したものです。
接地幹線には、条件を満たせば病院建物の鉄骨を利用できます。建物全体の接地系を構成するうえで、低抵抗で確実な接続が重要です。
医用接地方式に用いる接地極の接地抵抗値は、10 Ω以下として押さえます。
一方、壁面接地端子と医用接地センタ間の電気抵抗値を1 Ω以下とする記述は誤りです。この区間は、等電位化と安全性のため、より小さい抵抗値が求められます。国家試験では、1 Ωではなく0.1 Ω以下として整理します。
ひっかけポイント
接地極の接地抵抗値は10 Ω以下、壁面接地端子と医用接地センタ間は0.1 Ω以下、と数値を分けて覚えます。
選択肢の確認
1.記述としては正しい。
ME機器を使用する医用室には、感電防止や漏れ電流対策のため保護接地を設ける必要があります。
2.記述としては正しい。
ME機器に電源供給する場合には、医療環境に対応した医用コンセントが使用されます。
3.記述としては正しい。
接地幹線には、条件を満たせば病院建物の鉄骨を利用できます。接地系の一部として低抵抗で確実な接続が必要です。
4.正答。記述としては誤り。
壁面接地端子と医用接地センタ間の電気抵抗値は、1 Ω以下ではなく、より低い値として0.1 Ω以下で整理します。
5.記述としては正しい。
医用接地方式に用いる接地極の接地抵抗値は10 Ω以下です。
覚えるポイント
- JIS T 1022は、医用室の電気設備安全に関係します。
- ME機器使用医用室では保護接地が重要です。
- ME機器には医用コンセントを使用します。
- 接地極の接地抵抗値は10 Ω以下です。
- 壁面接地端子と医用接地センタ間は0.1 Ω以下として覚えます。