39PM9|第39回 臨床工学技士国家試験 過去問
人体の構造と機能解剖生理筋・神経・泌尿器・消化器・内分泌
胃について正しいのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
この問題では、胃の組織構造と分泌細胞が問われています。
胃では、主細胞、壁細胞、G細胞の役割を整理することが重要です。また、消化管壁の構造として、胃の外側には漿膜があることも押さえます。
解説
胃は消化管の一部で、粘膜、粘膜下層、筋層、漿膜などから構成されます。
胃粘膜には、消化に関係する複数の細胞があります。
- 主細胞:ペプシノゲンを分泌します。
- 壁細胞:塩酸と内因子を分泌します。
- G細胞:ガストリンを分泌します。
ガストリンは胃酸分泌を促進します。胃粘膜の上皮は単層円柱上皮であり、食道のような重層扁平上皮ではありません。
胃は腹腔内臓器であり、外表面は漿膜に覆われています。したがって、漿膜組織を有するという選択肢5が正答です。
ひっかけポイント
「ペプシノゲン=主細胞」「胃酸=壁細胞」「ガストリン=G細胞」をセットで覚えると、胃の分泌問題はかなり解きやすくなります。
選択肢の確認
1.誤り。
ペプシノゲンは壁細胞ではなく、主細胞から分泌されます。壁細胞は塩酸と内因子を分泌します。
2.誤り。
ガストリンは胃酸分泌を抑制するのではなく、促進します。胃運動の促進にも関与します。
3.誤り。
胃の粘膜上皮は主に単層円柱上皮です。重層扁平上皮は食道などにみられます。
4.誤り。
噴門部には、幽門のような明確な括約筋はありません。胃食道逆流の防止には下部食道括約筋や横隔膜脚などが関与します。
5.正しい。
胃は漿膜に覆われる消化管であり、漿膜組織を有します。
覚えるポイント
- ペプシノゲンは主細胞から分泌されます。
- 塩酸と内因子は壁細胞から分泌されます。
- ガストリンは胃酸分泌を促進します。
- 胃粘膜上皮は単層円柱上皮です。
- 胃の外側には漿膜があります。