37AM6|第37回 臨床工学技士国家試験 過去問
人体の構造と機能解剖生理筋・神経・泌尿器・消化器・内分泌
横紋筋が主体の臓器はどれか。 a.心 臓 b.大動脈 c.気管支 d.大 腸 e.横隔膜
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、臓器や組織を構成する筋の種類が問われています。
筋組織は大きく分けて、骨格筋、心筋、平滑筋があります。このうち、横紋がみられるのは骨格筋と心筋です。
解説
横紋筋とは、顕微鏡で観察したときに横縞模様がみえる筋組織です。
代表は次の2つです。
- 骨格筋:随意筋で、体を動かす筋。横隔膜も骨格筋です。
- 心筋:不随意筋ですが、横紋をもつ筋。心臓を構成します。
一方、血管、気管支、消化管の壁に多いのは平滑筋です。平滑筋には横紋がありません。
小項目を確認すると、次のようになります。
- a.心臓:心筋が主体で、横紋筋に該当します。
- b.大動脈:血管壁には平滑筋や弾性線維が多く、横紋筋主体ではありません。
- c.気管支:気管支平滑筋があり、横紋筋主体ではありません。
- d.大腸:消化管平滑筋が主体で、横紋筋主体ではありません。
- e.横隔膜:骨格筋であり、横紋筋に該当します。
したがって、a、eを含む選択肢2が正答です。
ひっかけポイント
心臓は自分の意思で動かせないため「平滑筋」と混同しやすいですが、心筋は不随意筋でありながら横紋筋です。
選択肢の確認
1.誤り。
選択肢1はa、bの組合せです。aの心臓は横紋筋である心筋が主体ですが、bの大動脈は平滑筋や弾性線維を含む血管であり、横紋筋主体ではありません。
2.正しい。
選択肢2はa、eの組合せです。aの心臓は心筋、eの横隔膜は骨格筋で構成され、どちらも横紋筋に該当します。
3.誤り。
選択肢3はb、cの組合せです。大動脈と気管支はいずれも平滑筋が関係する組織であり、横紋筋主体ではありません。
4.誤り。
選択肢4はc、dの組合せです。気管支と大腸はいずれも平滑筋が主体で、横紋筋主体ではありません。
5.誤り。
選択肢5はd、eの組合せです。eの横隔膜は横紋筋ですが、dの大腸は平滑筋が主体です。
覚えるポイント
- 横紋筋には、骨格筋と心筋があります。
- 心筋は不随意筋ですが、横紋筋です。
- 血管、気管支、消化管の壁は主に平滑筋です。
- 横隔膜は呼吸に重要な骨格筋です。